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ミチルのブログ

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件名: Season's Greetings
日時: 2022/12/19-09:49

Hey, guys. Sorry I've been away for a while. I've been a little busy with my work lately.

This gonna be my last post this year so I would like to share one story with you.
As I told you, I used to be a big HR/HM fan when I was younger but I haven't listened to those kinds of music for a while coz I've been into funk or soul music these years.
One day, however, I happened to know that 80's〜90's famous HR band, "Skid Row" hired a new vocalist. His name is Erik Gronwall and he's Swedish. After I listened to their latest record, I was so amazed that they revived their old school Skid Row sound as intact. One thing is that because of the new vocalist everything got energized and reborn. I was so happy as I can relate myself to old and familiar enthusiasm again.
And one more thing which surprised me is that Erik Gronwall was fighting with leukemia very last year. I saw some interviews with him on YouTube and in the interview he said, "(While I was staying in the hospital,) I thought if I could make myself out of this place alive, I will sing for the rest of my life."
That was such an inspiration because if you keep pursuing your dream, that would be a drive for you to proceed your life ahead.
He is now in a perfect fit and got back on a road and toured around the U.S. and Europe with Skid Row. I hope they will come back to Japan to show us their gig as soon as they could.

So do you have any dream to pursue? I can't say I have one right now but that is definitely the thing which encourages you ahead even in a little step.
And if I could, I would find one and try to pursue it again just as I did when I was young.

Thank you very much for all of you to read this long note and I really appreciate that you've been visiting my blog.
I wish you a Merry Christmas to you and your family and hope you could visit me here again next year.
See you around soon and sending you lots of love in the end of the year!

Skid Row "Tear It Down" →https://www.youtube.com/watch?v=SS7oj-l1HOc


件名: Faith
日時: 2022/10/28-15:35

今年はジョージ・マイケルがファーストソロアルバム「フェイス」をリリースしてから35年経ったんですね。
当時私はワム!の大ファンで、ワム!解散後はフロントマンのジョージ・マイケルのソロ活動にすごく期待していました。
ところが、満を持してのソロアルバム「フェイス」を一聴して、私は少し複雑な気持ちになりました。というのも、どの曲も大人っぽすぎて、ワム!のアイドル路線とは大きく異なっていたからです。
ジョージ・マイケルのルックスもこれまでのかわいらしい感じから、THE大人の男という感じに変わってしまい、ついていけないものを感じました。

しかし、十分大人になってしまった今ならわかる。どんなにジョージ・マイケルがクールなことをやってのけたかということに。
35年経ってからしっかり聞きこんでみると、アルバムタイトル曲の「フェイス」は凄まじい傑作と言えるでしょう。
楽曲の素晴らしさは言うまでもなく、MVのビジュアルの作りこみの完成度も高い。ジョージ・マイケルのソロの方向性は一切間違ってはいなかったと確信できます。

でも、一つ言えるのは、このファーストソロアルバムは完璧すぎて、隙がなく、今後これ以上のものを期待できない極みまで作りこんでしまった。ファーストアルバムが完成形になってしまった。それが、その後のジョージ・マイケルの失速につながったという気がします。

ジョージ・マイケルが2016年のクリスマスに若くして亡くなってしまったのを考えると、今でも悲しい。
MVの中で、圧倒的な輝きを見せているジョージ・マイケルを見ると、まだこの人は世界のどこかで生きているんじゃないかと錯覚することがあります。

George Michael "Faith" →https://www.youtube.com/watch?v=6Cs3Pvmmv0E


件名: 正夢。
日時: 2022/09/30-19:01

最近内の教室で英会話を始めた若い生徒さんとどんな音楽を聞くのかという話になったら、「僕スピッツとか聞きます」と言ったので、「え〜、全然世代じゃないですよね」と言ったら、「いや〜、結構聞きますよ」と言っていてすこしびっくりしました。スピッツの良さはちゃんと伝わっているんだなぁと。

最近またスピッツをよく聞くサイクルに入っていて、特に11枚目の「スーベニア」というアルバムをリピートしています。
その中の6曲目の「正夢」という曲がなんか自分にとっては特別な曲なんです。

以前教員として私は働いていたのですが、色々あって辞めることになりました。自分としては精いっぱい頑張ったのですが、力不足を感じての結果でした。
その時、正直無力を感じて、この先どういう道をたどればいいのだろうと考えていた時にこの曲を繰り返し聞いていました。
歌詞の最後の部分はこんな感じです。

「ずっとまともじゃないってわかってる
もう一度キラキラの方へ登っていく」

マサムネさんの歌詞に背中をやさしく押された気がしました。
スピッツの魅力ってこういうところかなぁと思うんです。そっとそばによりそうというところ。
きっとスピッツファンの特別な曲って、ひとりひとり違う曲を選ぶんじゃないのかな。思い入れが人それぞれ違うというか。
それくらい多くの人が思い思いに感情移入できる曲をたくさん作っているんだと思います。

「正夢」→https://www.youtube.com/watch?v=algaC2jhu8s


件名: Elvis
日時: 2022/08/11-19:25

エルヴィス・プレスリーの伝記映画「エルヴィス」を見てきました。エルヴィスが過酷な運命に翻弄されていく様を見るのが、最後の方は辛くなるほどでした。
私はエルヴィスをリアルタイムで聞いた世代ではなかったので、この映画で初めて知ることがたくさんありました。
一番驚いたのは、エルヴィスの音楽のルーツが黒人音楽にあったということですね。幼少期のエルヴィスは、教会での黒人によるゴスペルに多大に影響を受けたようでした。そもそもロックを始めとする白人音楽のジャンルの多くは、その起源を黒人音楽に求められますからね。

私はリアルタイムでエルヴィスの音楽に触れた世代ではありませんでしたが、多くのアーティストのカバーでエルヴィスの音楽を知りました。
例えば、「監獄ロック」は映画「ブルース・ブラザース」のエンディングで、ジョン・ベル―シとダン・エイクロイドがカバーしておりました。
あと「好きにならずにはいられない」は、1986年のコリー・ハートによるカバーで知ることになりました。
そういう意味では、偉大なアーティストがカバーによって後世に受け継がれるという道を辿るのは、ビル・ウィザースもそうだったように、一つの王道なのかもしれません。

エルヴィスに関して、もう一つ書いておきたいのは、"Elvis has left the building" という表現についてです。
これはもともと、エルヴィスのコンサートが終わった後に、いつまでも客が帰ろうとしないので、"Elvis has left the building." (エルヴィスはもう会場を後にしました) という場内アナウンスが必ず流れるようになったそうで、それが転じて、「もうお楽しみの時間は終わった」という意味の慣用句として使われるようになったそうです。
私がなぜこの表現を知るようになったかと言うと、私の大好きな米のシットコム「フレイジャー」のエンディングで、毎回 "Frasier has left the building." というセリフが出てくるので、これは一体どういう意味なんだろうと不思議に思って調べたら、この "Elvis has left the building." という表現に至ったという訳です。

今回の「エルヴィス」ですが、「ボヘミアンラプソディ」から始まった、ミュージシャン伝記映画の流れの一つだと思いますが、出色の出来だったと思います。是非一人でも多くの方に、夏休みの間にご覧になっていただきたいと思います。それでは!

フレイジャーのエンディングテーマ→https://www.youtube.com/watch?v=0DeQDv7P3QY


件名: Captive honour
日時: 2022/08/07-15:29

学生の頃よく聞いていたのは、ハードロックやヘヴィメタルでした。すごく好きだったのはメタリカやメガデスといった大御所バンドでしたね。
最近久しぶりにメガデスを聞き直してみて、やっぱり当時の楽曲のヘヴィ振りに圧倒されました。
"Countdown to extinction" というアルバムの中のトラック10に "Captive honour" (捕虜の矜持) という曲があるんですけど、その中の歌詞で面白い箇所があります。

And when you kill a man, you're a murderer
Kill many, and you're a conqueror
Kill them all...Ooh...Oh you're a god!

一人殺せば、お前は殺人者
たくさん殺せば、お前は征服者
全員殺せば、ああ、お前は神になる!

これって戦争の正当化に使われているギミックと同じじゃないかと思いました。

当時はボーカルのデイブ・ムスティンの大ファンで、会社員時代は休みを利用して、メガデスが来日した際には、追っかけみたいなこともやっておりました。渋谷公会堂のライブの際には、楽屋に入れてもらって、写真を一緒に撮ってもらったのも良い思い出です。
ところで、メガデスにどっぷりハマっていた同時期に、もうひとつすごく聞きこんでいたバンドがあって、それは何を隠そうスピッツなんですよね。私の音楽遍歴の中でも、かなり振り幅が大きかった時代です。

"Captive honour" → https://www.youtube.com/watch?v=smMUNsw6Iag


件名: Enter the dragon
日時: 2022/08/02-17:51

私は長い間、映画「燃えよドラゴン」の原題である "Enter the dragon" の意味がよく分かっていませんでした。
特にこの "dragon" が主語なのか、目的語なのかが判然としませんでした。つまり、dragon が enter するのか、dragon に enter するのか、という感じですね。
それで、最近その意味がようやく分かったのは何故かというと、昨年映画館で見た、マシュー・マコノヒーが主演の「ジェントルマン」という映画の中で、

"Enter our protagonist!"

というセリフがあり、それには、「我らが主役の登場!」という訳がついていました。
ここでようやく "Enter 〜" は、「〜の登場!」という意味なんだと合点がいきました。
"Enter the dragon" は「ドラゴンの登場」という意味だったのですね。
そう考えると、この "Enter〜" という言い回しは今までよく見かけてたなぁという感じがします。
例えば、メタリカの "Enter sandman" という曲。そもそもタイトルからして "Enter〜" で始まっていますし、歌詞の中にも

"Exit light
Enter night
Take my hands we're off to Never Never Land"
「光よ消え失せよ
 夜よ登場せよ
 私の手をとって、ネヴァーランドへと向かうのだ」

という箇所があります。
この場合の "Exit〜" は、"Enter〜"(〜の登場)と対をなして、「〜の退場」という意味の舞台用語になる訳です。


件名: これさえあれば。
日時: 2022/06/22-14:26

昨夜NHKの「うたコン」という歌謡番組を見ていて、衝撃を受けた曲があります。
「T字路s」という男女のデュオが歌った「これさえあれば」という楽曲です。
70年代風の赤いワンピースにハイヒール、ベレー帽を身に着けた女性がボーカルなのですが、歌いだした途端、度肝を抜かれました。
ジャニス・ジョップリンかと思うほどのブルージーな声で、一瞬女の声なのかと疑いました。すごい世界観で、すぐに彼女の世界に引き込まれました。
歌詞を少し抜粋すると、

太陽のようで月のような
夢のようでうつつのような
昨日のようで明日のような
光のようで闇のような
こいつがなけりゃ居られない

この歌詞を見ていると、宮本浩次の昭和歌謡曲風の「冬の花」の歌詞にも似たようなフレーズが出てきたのを思い出しました。

あなたは太陽わたしは月
光と闇が交じり合わぬように
涙にけむるふたりの未来
美しすぎる過去は蜃気楼

対照的な二つの言葉を並べるのは、分かりやすく大衆に訴えかける効果が強いのですが、T字路sは衣装だけでなく、楽曲に関してもかなり昭和を意識したスタイルを取っているのかもしれないですね。

「これさえあれば」は実は今公開中の芦田愛菜と宮本信子が主演している「メタモルフォーゼの縁側」という映画の主題歌になってますが、こちらはT字路sのバージョンではなく、芦田愛菜と宮本信子によるカバー版のようです。
私としては是非、T字路sのボーカル伊東妙子のオリジナルバージョンの方をお聞きいただきたいと思います。
......すごいっすよ。

「これさえあれば」→https://www.youtube.com/watch?v=85-YldTl_yE


件名: unbelievable
日時: 2022/05/17-14:57

マシュー・マコノヒーは、一番きらいな言葉は "unbelievable" だと言ってます。

We shouldn't think that the most beautiful sunset or the greatest play or the greatest love of our life or the greatest moment of euphoria is unbelievable.
Believe it!
It's happened right in front of you, in you!
We shouldn't feel like the greatest tragedy or death or earthquakes or natural disasters or loss is unbelievable?
It's part of our life, too.
Believe it!
We see it happen every day.

https://www.youtube.com/watch?v=034I6sw-oYU


件名: Do it good
日時: 2022/04/29-19:58

ビル・ウィザースのファーストアルバムの中で、一番ファンキーな曲はおそらくトラック6の "Do it Good" でしょう。
すごく乾いた曲ですが、1970年代ソウルミュージックの潮流のメインストリームを切り取ったような曲です。

最初この曲を聞き始めた頃は、メロディにばかり気を取られていましたが、最近は歌詞が面白いな〜と思うようになりました。
この曲が収められているアルバムのタイトルは "Just As I Am" というのですが、(意味は「ありのままで」)プロデューサーはブッカー・T・ジョーンズという70年代を代表するアレンジャー/プロデューサーです。
曲の中の歌詞を少し抜粋すると

When I came in here to try and do this
Something I've never done before
Mr. Jones Booker T. said to me
Don't worry about it
Just do what you do and do it good

(このこと、つまり私が今まで一度もやったことのないことをやりに「ここに」やってきた時
ミスター・ジョーンズ・ブッカー・Tは私にこう言った
心配するな
自分のやるべきことをただやるんだ、それもうまくな)

曲の歌詞の中に、アルバムのプロデューサーとのスタジオ内でのやり取りを生々しく織り込んでるのがなんとも面白いですね。

"Do it Good" →https://www.youtube.com/watch?v=B_6EMXiM7B4


件名: 幸せよ、この指にとまれ
日時: 2022/04/22-10:11

エレファントカシマシってバンドは、勿論宮本浩次が強力なフロントマンなんだけれども、やはり4人そろってこそのバンドなんだよな〜と最近強く感じました。
近年宮本浩次はソロ活動に力をいれていて、エレカシとしての新曲は3年余り出していません。その間、宮本は昭和の歌謡曲をカバーしたアルバムをリリースしたり、オリジナルアルバムを2作出したりして、積極的な活動が続いています。
でも、なんだろう、この物足りなさは。。。。

最近12年前にエレカシがリリースした、「幸せよ、この指にとまれ」というシングルを買いました。
この曲がリリースされた12年前は、正直この曲に新鮮味を感じず、CDも買いませんでした。なんかいつものエレカシ節で、聞きなれたメロディラインだなって。
でも今になると、これこそがエレカシだなって感じで、エレカシ第二期黄金期のクライマックス的楽曲だとも思います。
と同時にバンドとしてのエレカシのバランスの良さをこの曲に強く感じるのです。それも今となっては、聞くことのできない。

やっぱり宮本浩次はあくまでワンオブゼムでいて欲しいです。
それでちょうどいいのではないかと思うのです。
だから、いつかソロ活動に飽きて、エレカシに帰ってきてくれるのを気長に待ちたいと思います。
それまでは、昔のアルバムを聞き続けることにします!

幸せよ、この指にとまれ→https://www.youtube.com/watch?v=sKAmGQ0yZuY


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