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ミチルのブログ

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件名: 洋服屋さんの英語。
日時: 2012/08/20-18:41

私は時々ショッピングしに東京に行ったりします。
そういう時には、千葉にはないようなセレクトショップをのぞいたりして、いい服がないかな〜なんて、ぶらぶらします。
ところで、そういうセレクトショップの名前って大概が横文字ですが、よくよくその意味を考えてみるとキミョーな意味だったりします。

まずは有名どころの「ユナイテッドアローズ」
英語にすると、"United Arrows" →「束にした弓矢」(意味するところは、一本一本の矢の力は弱いが、その力を合わせると強くなるというカンジか)

つぎは渋谷とかにある「アメリカンラグシー」
英語にすると、"American Rag Cie" → "Rag" は「ぼろ布」「ぼろきれ」の意味。"Cie" はフランス語で「会社」の意。言わんとするところは「アメリカのぼろ布を扱う会社」(お洒落な洋服屋がそんな名前でいーのか?)

もひとつ、カジュアルな服が可愛い「ジャーナルスタンダード」
英語にすると、"Journal Standard" →「基準の記録記事」(服屋と一切カンケーのない名前。なぜこんな名前にしたのだろう)

それでは最後に王道の「ユニクロ」ですが、名前の由来をご存知ですか。
ユニクロは "Unique Clothing" の略です。→ uniqlo
意味はといえば、「唯一無二の服」。
う〜む、さすがユニクロ。大きくでたな〜。


件名: ハーレーさんって、美人なんですか。
日時: 2012/08/18-13:27

初めて外タレのコンサートに行ったのは、高1の時の日本武道館でした。
オーストラリア出身の "INXS(インエクセス)" というバンドで、その当時はオーストラリアだけでなく、全世界で大ヒットしていました。
彼らの最大のヒット曲は "Need you tonight" という曲で、ちょっとエロな歌詞とけだるい雰囲気の曲が、ボーカルのマイケル・ハッチェンスのキャラとマッチしていて、とにかく夢中になりました。

"Need you tonight" の歌詞の中でとても英語らしい言い回しと言えば、

"I've got to let you know. You're one of my kind."
(君にどうしても知らせなければ。君は僕のタイプだってこと)

英語のHAVE GOT=HAVEなので、この中の "I've got to" は "I have to" の意味になります。
また女性や男性のタイプと言うとき、英語では "type" を使うのではなく、"kind" を使ったりもします。

ある日同じクラスのインエクセスのファンの友達が、興奮して話しかけてきました。
「聞いてよ〜みちるちゃん!この間雑誌を読んでたら、マイケル・ハッチェンスのインタビュー記事があって、今の彼の恋人はハーレー・ダビッドソンなんだって。一体どんな女なのかな?」
それを聞いて私も「なにその女。キーッ!」となってしまいました。

後日、そのハーレーダビッドソンなるものが何なのか分かってからは、私たちは自分たちの無知ぶりに大いに笑ってしまいました。


件名: ラストクリスマス。
日時: 2012/08/12-15:13

なんとも季節外れな話題ですが、今回の記事はワムの「ラストクリスマス」がテーマです。

Last Christmas I gave you my heart
But the very next day you gave it away
This year to save me from tears
I'll give it to someone special

昨年のクリスマスに僕は自分のハートを君にささげた
でも、すぐ次の日に君は僕のハートをうち捨てた
今年はもう泣きたくないから
このハートを誰か特別な人にあげるんだ

この「ラストクリスマス」はとても良質な英語で書かれています。
簡単かつ重要な英語の文法や言い回しを備えています。
例えば2行目の "very" ですが、この場合「とても」という意味ではなく、ちょっと特殊な用法の「まさに」という意味で使われています。
この歌詞にはことわざも入っています。
"Once bitten and twice shy" ←これがそのことわざですが、意味は「一度かまれると、二度目は臆病になる」というもので、日本の「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」ということわざと同じ意味です。

この記事を読んでくれている人の中で、もし中学生や高校生がいたら、是非今年の夏の英語の力試しということで、この「ラストクリスマス」の歌詞を自分で和訳してみてください。
この歌詞の中には、他にも現在完了形の継続用法や、仮定法過去といった、中・高校英文法の最重要項目が網羅されているので、学校英語の総復習にはもってこいの素材だと思います。

※歌詞を知りたい方は、 "Last Christmas、lyrics" で検索したら出てきます。


件名: なんてこった!
日時: 2012/08/11-13:59

私が中学1年の時の夏休みの英語の宿題は、テープに録音された男の子と女の子の英語の会話を聞き取り、その訳をノートに書いて提出するというものでした。
その中で、どうしても理解できなかったのが、女の子の "Oh, boy!" という台詞でした。
どう考えても、「ああ、男の子!」なんて意味じゃないし、辞書で "Oh, boy!" の意味を調べても、特別な意味は出てこないし・・・
今とは違ってネットも無かったから、"Oh, boy!" で一発検索するなんてこともできなかったし。
困り果てた私は、結局そこのところだけ訳を書かずに宿題を提出しましたが、どうしても意味が分からず気持ち悪かったので、先生に直接意味を聞きに行きました。
先生は事も無げに、「ああそれは、『まいったなぁ』とか『なんてこった』って意味だよ」と言いました。

へ・・・・・?
なにそれ・・?

私はその時、英語ってなんて奥が深いのだろうと思い、この言語を将来マスターできる日が来るのだろうかと自信を無くしました。(←弱冠オーバーですが)

ところで、この「なんてこった」ですが、色々バリエーションがあるのはご存知ですか。

"Oh, my!" "Oh my GOD!" "What a ・・・!" "Holy shit!" "Holy cow!" "Great Scott!" などがあります。
この "Holy shit!" は「バックトゥザフューチャー」の中でマーティが、"Great Scott!" はドクが好んで使っていた文句です。

それにしても「バックトゥザフューチャー」って、時が経っても面白いなぁ〜。


件名: L⇔R。
日時: 2012/08/05-13:25

以前、L⇔Rというバンドがいたことをご存知でしょうか。
その頃もてはやされた「渋谷系」のバンドで、なかなかいい歌を作っていました。今は活動していないようですが。
この場合、L⇔RのLは "Left" のLで、Rは "Right" のRのことを意味していたようです。

それとはまた別の話ですが、LとRのつづりを間違えると、大変なことになります。

例えば "flee" を "free" と書き損じると、
"The refugee is freeing the country."
(亡命者は国を「逃げている」のではなく、「解放している」ことになってしまう・・・)

例えば "rice" を "lice" と書き損じると、
"I'd like lice for my steak special."
(ステーキセットにつけるのは、「ご飯」ではなく、「シラミ」になってしまう・・・)

例えば "grow" を "glow" と書き損じると、
"A young worm is glowing."
(幼虫は「育って」いるのではなく、「キラキラ発光して」いることになってしまう・・・)

LとRって、発音を区別するのも難しいのですが、つづりも勿論書き分けないと、全く別の意味になってしまいます。
"pool" や "whole" のLをRと書き間違えると、恐ろしく違う意味になるのでご注意ください。


件名: ガンバレ、ニッポン!
日時: 2012/08/04-12:37

すっかりオリンピックムード一色ですが、みなさんはご覧になってますか。
私はほとんどオリンピックに興味が無いので、なにかオリンピックに関連した記事を書こうと思ったのですが、何を書いていいのかわかりません。
ですので、開催国イギリスにかこつけて、アメリカ英語とイギリス英語についての話を書いてみます。

米ドラマ「フレイジャー」の中に、ダフネというイギリス出身の女性が出てきます。
彼女はアメリカ人の男性と結婚したのですが、夫婦喧嘩の際、アメリカ英語とイギリス英語がどんな風に違うのか、簡潔に言い放ちます。

"I don't care how often you say "elevator" or "apartment" or"crossing guard," to me they'll always be "lifts" and "flats"and "lollipop men."

この場合、(アメリカ英語) "elevator" → (イギリス英語) "lifts"
(アメリカ英語) "apartment" → (イギリス英語) "flats"
(アメリカ英語) "crossing guard" → (イギリス英語) "lollipop men" となるようです。

"crossing guard (交通係)" は、日本的には「みどりのおばさん」のことを言います。
これをイギリス英語にすると、"lollipop men" になります。
"lollipop" は、ペロペロキャンディーのことですが、何故「交通係」が「ペロペロキャンディーのおじさん」になるかというと、イギリスの交通整理をするボランティアのおじさんは、みんな黄色の交通標識を持っているのですが、それがペロペロキャンディーと同じ形をしているからです。
という単純な理由で、「ペロペロキャンディーのおじさん」と呼ばれている訳なのでした。


ガンバレ!ニッポン!!


件名: あ、暑い・・・・・。
日時: 2012/07/30-18:48

今年はすさまじい猛暑ですが、皆さんどうお過ごしですか。
私は溶けてます・・・・。

もはや、アイスクリームもベタベタして、食べたいと思わないぐらいの暑さです。とにかく冷たい飲み物を飲みまくってます。

アイスクリームに関連した、英語の言葉遊びがあります。

I scream.(私は叫ぶ)
You scream.(あなたも叫ぶ)
We all scream,(私たちはみな叫ぶ)
For ice cream.(アイスクリームを求めて)

この言葉遊びを初めて知ったのは、ジム・ジャームッシュ監督の「ダウン・バイ・ロー」という映画でした。
この映画のワンシーンで、囚人たちが、刑務所の中をぐるぐる回りながら上記の詩をつぶやき続けるのです。
彼らのつぶやき方が、妙な節をつけたものだったので、映画を見たあとも、「アイ、スクリーム、ユー、スクリーム、・・・・」の節回しがしばらく頭の中でぐるぐる回ってました。

風変わりですが、面白い映画です。
夏休みお暇だったら、ご覧になってみて下さい。


件名: Four letter word.
日時: 2012/07/29-14:58

中学校の英語の教諭をしていたある日、生徒の一人が中指を突き出すポーズをして、「せんせ〜い、これどういう意味?」と聞いてきました。
私は「あのさぁ、〇〇君、もしそれをネイティブスピーカーにやったら、いきなり殴られても文句言えないよ?」と言いましたが、その生徒はぴんときていないようでした。

"Fuc● you."(←あえて伏字にさせていただきます)という表現は、誰かに毒づく場合もっとも使われている表現ではないでしょうか。
映画や音楽、日常会話などあらゆる場で日常的に使われています。
"Fuc● you." のバリエーションとして、"Fuc● me." という言い方もあります。
意味としては、「何やってんだよ、自分のバカ」みたいな感じですね。

ただ、こういう表現を外国人である私たちがカジュアルに使うのは危険かもしれません。
結局TPOを間違って使ったり、勝手な思い込みで使うと間抜けに見えるだけでなく、危険な状況に陥る可能性もあるからです。

「スクールオブロック」という映画の中で、ジャック・ブラックは教師の役を演じているのですが、彼がどーしても毒づきたくなって、例の中指を突き出すポーズをとろうとするのですが、自分が教師であることを思い出し、仕方なく人差し指、中指、薬指の三本を突き出し、

"Read between the lines!(行間を読め。)"

とムカつく相手に向かって言い放ちます。
これは笑ったなぁ〜。あと、そーかこういうやり方もあるのね、と感心しきりでした。


件名: Michiru's へようこそ。
日時: 2012/07/23-18:36

みなさんは、タリーズコーヒーはお好きですか。
私は結構好きなので、モアの中のタリーズにちょくちょく行きます。
それはいいとして、タリーズという名称は元々タリーズの創業者の名前からきています。
タリーズの創業者は Tom Tully O'Keefe という人物で、彼のコーヒー屋さんという意味で、Tully's Coffee という名前なのです。

それでは、話変わって、ファミレスのココスという名前の由来はどこから来ているのでしょうか。
ココスは英語表記すると、Coco's となります。ですから、英語読みをすると、本来は「ココス」ではなく、「ココズ」という読みになるべきなのです。
Coco's は、1948年にカリフォルニア州オレンジ郡の高速道路沿いに初めてできたレストランで、恐らく "Coco(ココ)" という名前の人が始めたもののようです。
つまり Coco's は Coco's restaurant(ココのレストラン)の略なのです。
日本読みのココスは本来ココズとなるべきなのですが、日本人が発音しやすいようにココスになったのでしょう。

アメリカでは「〇〇's」(←〇〇の中には人の名前が入る)という名前のお店がよくあります。そこには〇〇という人が始めた「〇〇の店」という意味があります。
私の教室は商店ではありませんが、大雑把に言えば、"Michiru's" と言ってもおかしくないかもしれません。


件名: 色は匂へど散りぬるを。
日時: 2012/07/22-09:58

日本の「いろは歌」と同じようなものが英語にもあります。
Pangram というのですが、これは、A〜Zの全てのアルファベットを使った短い文のことをいいます。

例えば・・・

"The quick brown fox jumps over a lazy dog."
「すばしっこい茶色のきつねがだらしない犬の上を飛び越える」

どうですか。上の文章はA〜Zまで全部網羅してますよね。

Pangram の中でも上記のものは一番有名な文ですが、それ以外にもちょっと変わったものがあります。

"Fred specialized in the job of making very quaint wax toys."
「フレッドは風変わりな蝋のおもちゃを作る仕事を専門としている」

"Viewing quizzical abstracts mixed up hefty jocks."
「奇妙な抽象作品を眺めてると屈強なジョッキーが混乱した」

英語を習い始めたばかりの子供がいるのなら、こういう文章を覚えさせるのもいいかもしれません。


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