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ミチルのブログ

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件名: Needles and Pins
日時: 2014/08/21-22:20

今日のタイトルはイギリス、リヴァプール出身の4人組バンド『サーチャーズ』が1964年にヒットさせた曲のタイトルです。
日本では、「ピンと針」と訳されており、なぜか原題とは逆の順番で訳されています。
歌詞を一部抜粋すると

Still it begins
Needles and pins
Because of all my pride
The tears I gotta hide

(やっぱり始まっちまう
心をチクチクと刺すような痛み
自分のプライドのせいで
涙を隠さなきゃならない)

この歌の内容は、町で以前の彼女の姿をみかけるんだけど、主人公は逃げ出してしまう。
それでも心は針やピンで刺したようにズキズキ痛んでしまって・・・・
というハナシ。

実はこの曲は1978年にラモーンズによってカバーされています。
ラモーンズはアメリカのパンクロックの代表格。
彼らがカバーすることにより、この "Needles and Pins" には別の意味が付加されてしまった。
それは「麻薬を摂取するときに使用する(注射)針」の暗喩ですね。
ラモーンズがカバーしてる時点で、ブラックな意味を帯びるのは仕方のないことで。

私がこの「ピンと針」を知ったのは、メガデスの "Use the Man" という曲のイントロで「ピンと針」の曲の一部が使用されていたからです。
この "Use the Man" が収められてるメガデスの "Cryptic Writings" というアルバムを自分は持ってるんですが、実はこのアルバムの歌詞カードにメガデスの当時のメンバーにサインしてもらったことがあるんですよ。
それは誰あろう、今日本でタレントとして活動しているマーティ・フリードマンなのでした。


件名: ガープの世界。
日時: 2014/08/14-20:41

「ガープの世界」は1978年にアメリカで発表されたジョン・アーヴィングの長編小説です。
私は大学時代アメリカ文化を勉強していたので、その当時、アメリカの現代作家の代表格として既に有名だった、ジョン・アーヴィングにすごくハマりました。

「ガープの世界」の原題は " The World According to Garp" というもので、直訳すれば、「ガープによる世界」つまり「ガープの視点による世界」となります。
でも「ガープによる世界」ではなんか分かりづらいので、「ガープの世界」というタイトルになったのだと思います。

ジョン・アーヴィングの小説は、いつも暴力や性それらをとりまく人々をコミックにまで昇華して描くというもので、この「ガープの世界」もアーヴィングの世界観を余すところなく表現しています。
最初読んだときは、いくらコミックで緩和して描いているとはいえ、あまりにも残酷なストーリーだったので、少し引きました。
でも今は、作中人物のセリフがどれも風刺に富んで、理知的で面白いなぁと細部の方に注目した読み方をしています。

この小説は1982年に映画化され、主人公ガープを若き日のロビン・ウィリアムズが演じました。
先日の訃報を聞き、ただただ悲しく・・・
R.I.P.


件名: 「フレイジャー」のメインテーマについて。
日時: 2014/08/12-17:01

"Frasier" は1993年から2004年にアメリカで放映されたシチュエーションコメディーです。
私はこの「フレイジャー」がこよなく好きで、今でも見てるんですが、このドラマのメインテーマを主人公のフレイジャーを演じるケルシー・グラマーが自ら歌っています。

Hey baby, I hear the blues a-callin', tossed salad and scrambled eggs

And maybe I seem a bit confused, yeah maybe, but I got you pegged!

But I don't know what to do with those tossed salads and scrambled eggs.

They're callin' again.

Scrambled eggs all over my face. What is a boy to do.

Goodnight, everybody.

(悩みを抱えた人々が電話してくる、トスサラダやスクランブルエッグたち

僕自身も少し混乱してるように見えるかもしれないが、混乱の原因を突き止めたぞ

でも例のあのトスサラダやスクランブルエッグたちをどう扱ったらよいのか分からない

彼らがまた電話してくる

スクランブルエッグが顔中べったりだ まあどうしよう

おやすみ皆さん)

このフレイジャーはシアトルで精神科医をしていて、歌詞の中にある「トスサラダやスクランブルエッグたち」は患者さんのことを遠まわしに言っているそうです。

ちなみにフレイジャーの弟の名前は "Niles" (ナイルズ)と言うのですが、このドラマを見始めた頃は、人の名前だと気づかなくて(字幕なしの映像を見ていた)、「なんでみんな川の名前ばかり連呼してるんだろう???」と不思議に思ってました。


件名: Peyton Reed
日時: 2014/07/28-14:37

今日のタイトル "Peyton Reed" はアメリカの映画監督の名前です。
彼の映画ですごく好きなのがあって、"Down With Love (邦題「恋は邪魔者」)" というタイトルの映画です。
主演はユアン・マクレガーとレネー・ゼルウィガーです。
この映画は1960年代のNYが舞台で、レネーもユアンも60年代ルックの衣装を身にまとい、ある意味レトロながら、キッチュでポップな映画です。(←どんなだ?)

そして、もう一本彼の映画で好きなのは、ジム・キャリー主演の2008年の「イエスマン」という映画です。
この映画はたまたまTVで見て、最後のクレジットを見たら、監督がペイトン・リードだったと分かったという感じです。

ということで、今一番気になる映画監督ペイトン・リードの最新作をご紹介しましょう。

それは "Ant-Man(蟻人間)"(2015年公開予定)です!
どうしたんでしょう、コメディ路線からすっかり足を洗ったんでしょうか。
実はこの映画、マーベルコミックが原作で、「スパイダーマン」のようなスーパーヒーロー物です。
主役はなんと(!)のポール・ラッド(←この人もコメディ畑一筋のひと)。
ポール・ラッドの代表作と言えば、デビュー作の「クルーレス」もしくは「40歳の童貞男」でしょうか。
ポール・ラッドは私的には、すごくストライクゾーンど真ん中のタイプなのですが、このブログを読んでくださる女性の中で、ポール・ラッドが好きという方はどれぐらいいるのかしらん。


件名: Be a good neighbor.
日時: 2014/07/20-21:48

先日新しいマグカップを雑貨屋さんで買いました。
東京 北参道にある『BE A GOOD NEIGHBOR(良き隣人たれ)』というカフェのオリジナルマグです。
私は個人的にこのカフェに行ったことないんですが、結構評判の良いカフェのようです。いつか行きたいな。

このカフェとは直接関係ないのですが、"How to Be a Good Neighbour" というアメリカのサイトを見つけました。
その中で、隣人と良い関係を作るには、15のステップがあると書かれていました。

1.Introduce yourself. (自己紹介をすること)

2.Consider your neighbor's lifestyle. (隣人のライフスタイルを考慮すること)

3.Be aware of your shared walls. (隣家と壁を接していることを意識すること)

4.Control your dog. (飼い犬の管理をすること)

5.Practice parking etiquette. (駐車する際のエチケットを守る習慣をつけること)

6.Alert your neighbor to parties. (パーティーをやることを隣人に伝えておくこと)

7.Keep your garden tidy. (庭の手入れをしておくこと)

8.Control your bonfire, barbecue or backyard fire. (たき火やバーベキューの火、裏庭でおこした火をきちんと管理すること)

と、まあこんな感じで15ステップまでの説明が行われます。
ステップ8の "backyard fire" ですが、広い裏庭に "backyard fire pit" というがっちりした石で囲んだ土台を作り、そこでたき火をすることらしいです。
この "backyard fire" は法事の日に親戚が集まったりした際にたき、一晩たいた翌日バーベキューなどをするのに使うそうです。

法事の日にBBQか・・・・さすがに文化の違いを感じます。


件名: Blue Jasmine
日時: 2014/07/15-18:57

久しぶりにウディ・アレンの映画をみました。
今回のはあまりコメディ的要素は少なくて、2005年に公開された「マッチポイント」のようなシリアス的展開が多かったかな。

主人公のジャスミンはNYでセレブ生活を送っていたが、投資会社の社長だった夫が詐欺罪で捕まった挙句、拘置所内で自殺してしまい、自分は文無しになってしまったので、サンフランシスコに住む妹の家に身を寄せることになってしまい・・・・というハナシ。

この旦那を演じるのがアレック・ボールドウィンなのですが、この夫浮気はしまくるは、ビジネスも非合法ギリギリのラインで推し進めるはなので、スーパーリッチな生活をしてますが、ある意味砂上の楼閣で暮らしているようなもんです。

ジャスミン演じるケイト・ブランシェットのセリフで印象的なものがあって、

You'd have to be an idiot not to think his phenomenal success is too good to be true.

これは「彼の驚くような成功がすべて真実だと信じるほど(私が)馬鹿だったと思う?」という感じで訳されていましたが、直訳すると

「彼の驚くような成功があまりに話がうま過ぎるので信用できない、と思わないようにするには、(誰でも)馬鹿にならなければならないはずだ」となります。

この映画、実はどの人の英語もとても聞き取りやすかった。
機会があれば、ノー字幕でもう一度この映画を見直してみたいです。


件名: 警部補 矢部謙三。
日時: 2014/07/02-21:46

英語で「凶悪な」という意味の単語は色々あります。
たとえば "ferocious" とか "brutal" とか "vicious" など。
でも、「凶悪犯罪」と言うときは慣用句的な表現として "heinous crime" と言います。
なぜ私がこの "heinous crime" という表現を知ったかと言えば、「警部補 矢部謙三2」というドラマのオープニングでこの英語が使われていたのです。

Heinous crimes are on the rise.(日々増加する凶悪犯罪)

Keeping the peace here in Japan(日本の平和を守る)

is the metropolitan police departments' No1 detective,(警視庁で最も優秀な刑事)

Kenzo Yabe(矢部謙三)

このドラマは2010年にシーズン1、2013年にシーズン2が放送されました。
主役はまさか(!)の生瀬勝久。
矢部謙三の相棒役、秋葉原人(あきばはらんど)には池田鉄洋。
これ近年見たドラマのなかでは、ピカ1に面白かった。
個人的にはシーズン3を熱望しております。
テレビ朝日さま、どうか検討お願い致します。


件名: It's hard to beat Skippy. (スキッピーに勝るものはないわね)
日時: 2014/06/28-21:40

アメリカ発のピーナツバター「Skippy」をご存知ですか。
私は最近 "Skippy" の存在を知り食べ始めたんですが、アメリカに住んだことのある人なら、ピーナツバターではおなじみのブランドのようです。
きっかけは、私は毎朝トーストを食べるんですが、その味になんか飽きてしまって、もう少し美味しいトーストの食べ方はないかな〜と何か探していたんです。

"Skippy" を買った翌日、早速トーストにぬって食べてみたんですが、なんかしっくりこない。
美味しいと言えば美味しいけど物足りない味なんですね。
それでネットで食べ方を調べてみました。
そこには、驚きの結果が!!

このピーナツバターは、ただトーストにぬるだけではダメで、その上にイチゴジャムなどの好みのジャムを上塗りするのが食べ方だそうで。
・・・・・唖然。
さすがアメリカクオリティ。

私は今もトーストに "Skippy" をぬってます。
でもトーストには Skippy のみで、ジャムの上塗りなどはしてません。(だってさぁ、カロリーが・・・)

今日の表題ですが "Skippy" のTVCMの中で、アネット・ファニチェロという女優が毎回のように口にするキャッチフレーズからとりました。


件名: Blue Bottle Coffee
日時: 2014/06/27-08:02

この間突然タリーズのスイーツが食べたくなり、買いにいきました。
チーズブレッドとバナナキャラメルオールドファッションドーナツと栗のロールケーキを千円で買ったらお釣りがたったの10円でした。
それでふと「なんかタリーズのフード高いわー」という気持ちになりました。

最近気づいたのですが、今年に入ってからいわゆる「シアトル系」のコーヒーショップにあまり行ってないんです。
多少高いからってこともあるケド、それよりも大きい理由としては、何となく飽きたってことなんですよね。
実はそろそろ、そのシアトル系に対抗する「第3の波」が日本に到来するらしいです。
サンフランシスコ発の「ブルーボトルコーヒー」という店が、シアトル系に続く新たな波らしいのですが、こちらの日本第1号店が今年の秋に日本にできるのです。
特徴としては、コーヒーを一杯一杯ドリッパーで入れたり、フランチャイズとはいっても、どの店も画一的という訳ではなく、地域に合わせた店作りをしたりと、チェーン店のコーヒー屋とは一線を画する作りらしいです。
ちょっとシアトル系のコーヒーショップに飽きた方は、この新しい波に乗ってみるのもいいかもです。

ちなみに千葉ニューに昨年11月にできた「コメダ珈琲店」は私的には「第3の波」になるかもと期待してたんですけどね・・・


件名: "Happy"
日時: 2014/06/06-10:39

遅まきながら "Pharrell Williams" のことを知りました。
高校時代の友人に「カッコいいアーティストがいるよ」と教えてもらったのです。
早速YouTubeで "Happy" という曲のPVを見ましたが、最初はピンときませんでした。
でもしばらく何度も聞いている内にハマってしまいましたよ〜。
この "Happy" という曲、単純なハッピーソングかと思うと、意外とそうでもない。
歌詞の一部を抜粋すると、↓

Clap along if you feel like a room without a roof
Clap along if you feel like happiness is the truth
Clap along if you know what happiness is to you
Clap along if you feel like that’s what you wanna do

結構渋い歌詞です。
私なんかは三行目の

Clap along if you know what happiness is to you

(自分にとって幸せとは一体何なのかがわかったのなら、手をたたけ)

という部分で、むむぅ考えさせるなーと感じました。

ちなみにこの "Happy" のPVは、たくさんの一般人がこの曲を歌いながら踊るシーンをいっぱいつないでいるものなのですが、前半には「怪盗グルーの月泥棒」のキャラクター、ミニオンズがでてきます。
そして後半には「40歳の童貞男」のスティーヴ・カレルがカメオ出演しているので、YouTubeで見て探してみてください。


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