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ミチルのブログ

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件名: ラースと、その彼女。
日時: 2013/01/02-09:17

昨日家人が『あなたは私の婿になる』という映画を見ていました。
この映画はサンドラ・ブロックが主演で、40歳になるキャリアウーマンが年下の男性といきおいで結婚するという話です。
話の内容は別にいいんですが、私が気になったのはこの映画の英語でのタイトルです。

『あなたは私の婿になる』→ You're going to be my husband.
ってなるのかなぁ??

ということで、調べてみると、オリジナルの英語のタイトルは、
"The Proposal" (→日本語の「プロポーズ」という意味)
でした。そのまま『プロポース』っていうタイトルじゃ駄目だったのかしらん。

タイトルにもある『ラースと、その彼女』ですが、これは2007年のアメリカ映画で、これの英語でのタイトルは、
"Lars and the Real Girl" (→「ラースと生身の女の子」という意味)です。

なぜ "Real Girl" という単語が出てくるかというと、この映画の主人公のラースは、複雑な内面を抱えていて、生身の女の子とおつきあいができないのです。
そんな彼が見つけてきた「女の子」ビアンカは、実はダッチワイフでした。
彼はどこに行くにも、このビアンカと一緒です。
気味悪いものを見るみたいにラースを毛嫌いしてきた町の人も、いつしかラースとその彼女を受け入れていくようになり・・・・
という話なんです。

風変わりな映画ですが、しみじみと人のやさしさを感じる映画です。
一言いっておくと、この映画にはダッチワイフがでてきてますが、決してエロい映画ではないですからー。


件名: カフェのススメ。
日時: 2012/12/27-21:10

先日広尾にある「ジュヴォ―」というカフェに行きました。
このカフェはフランス人のショコラティエが始めたそうで、せっかくなので私はホットチョコレートを飲んでみました。

このホットチョコレートはちょっと変わっていて、お店の人が運んできたのは、濃厚なチョコレートドリンクと、ホットミルクがそれぞれ入っているポットでした。
この二つを自分の好きな濃さに混ぜて、カップに注いで飲むというスタイルなのです。
私は濃厚なのが好きなので、チョコレートを多く混ぜて飲みました。
とても寒い日だったけど、まったりと暖かなホットチョコレートをのんびり飲めるというのは至福の時間でした。

最近はあまり東京に行くこともなく、自分が日常的に行くカフェと言えば、モアの中のタリーズコーヒーぐらいなんですが、銀座に行ったときにはしょっちゅう立ち寄るカフェがあります。
「カフェーパウリスタ」というのですが、このカフェは日本にあるカフェの先駆けらしいです。
というのも、このカフェは明治時代にできたものだそうで、歴史の長いカフェなんですね。
実は、ジョン・レノンとオノ・ヨーコもこのカフェに二人で来て、コーヒーを楽しんだそうで、そんな二人の面影を探しながら、ゆっくり過ごすのもなかなか味わい深いですね。

年が明けて銀ブラでもすることがあれば、是非いらしてみてください。
銀座4丁目の交差点から、新橋方面に歩いていくと、左手に見えてきます。


件名: マーク・ジェイコブス。
日時: 2012/12/23-10:13

前回のケイト・スペードに続き、NYのデザイナーの話です。
マーク・ジェイコブスは、あの「ルイ・ヴィトン」のアパレル部門のデザイナーです。
また、自分自身のブランド "MARC JACOBS" も展開しています。
このブランド「マーク・ジェイコブス」はすんごい高いので、私はまだ買ったことがありませんが。

ところで、この "JACOBS" という名前から、すぐ気づくことがあります。
それは、この姓を持つ人は、ユダヤ系であるということです。
"JACOBS" は、ユダヤ人の祖である、ヤコブ(Jacob)からとられたものだからです。
ユダヤ系の人は、とても才気溢れる人が多く、デザイナーはもとより、俳優や映画監督など、あらゆる分野に進出しています。
しかしその才能故に、人から強く嫉妬される民族でもあります。

村上春樹の「村上朝日堂」というエッセイ集のなかにこんなことが書いてありました。
『メル・ブルックスはウディー・アレンと同じくブルックリン生まれのユダヤ人で、ブルックリン生まれのユダヤ人が往々にしてそうであるように、小さい頃から徹底的にいじめられて育った。人間はしつこくいじめられると二種類の反応が出てくると言われる。つまり暴力的になって相手に報復するか、ひょうきんになって相手を笑わせるかである。後者の代表がマルクス・ブラザーズとメル・ブルックスであり、その中間あたりにウディー・アレンが位置する。』

ちなみに↑に書いてある、「メル・ブルックス」は、以前記事にも書いたことのある「プロデューサーズ」という映画の監督です。
私の一番好きなコメディ映画監督です。


件名: ケイト・スペード。
日時: 2012/12/18-11:23

NYのバッグのブランドでケイト・スペードというのがあります。
私はこのブランドのファンで、時々東京にあるお店に行ったりするのですが、ある時そのお店で、このブランドのデザイナー本人が書いた本をみつけました。
"STYLE (スタイル) " という名の本なのですが、この中には、ケイト・スペード本人が、日々装う中で気に掛けているスタイルを、映画や本、絵画などの芸術にいたるまで、自由な発想で表現しています。

その中で、いくつか気になった英語の表現がありました。
例えば、ケイトは色の中でオレンジが好きなのですが、ORANGE のページの中で、
"Orange you glad to see me?"
と冗談めかして書いています。どういう意味か分かりますか。
実はこれは "Aren't you glad to see me? (私に会えて嬉しくないの?) という意味です。
つまり、Orange と Aren't が似た音を持っているので、それを掛けて "Orange you・・・・?" と言っているのです。
よくアメリカのジョークの中には、Aren't の代わりに Orange を使う事があります。

本の話に戻りますが、ケイトは服などに使う素材の話も本の中に書いています。
その中で、綿 cotton についても触れているのですが、その中に初めて見る英語の表現がありました。
"to cotton to someone" という表現なのですが、これは「誰かのことを好きになる」という意味だそうです。
もともとコットンの糸はどこにでもひっつきやすい性質があるので、そこから上記のような意味ができたらしいです。

ケイト・スペードのバッグはちょっとお高いので、しょっちゅうは買えません。
今は、ここでおととしに買った黒の皮のバッグを大切に使っています。
そーいえば、もう少しでクリスマスですね。
あー、誰かプレゼントしてくれないかなぁ〜。


件名: 世界の料理ショー。
日時: 2012/12/15-14:30

最近テレビ東京で、朝の8時ごろに「世界の料理ショー」という番組をやっています。
この番組は1970年代にカナダで放映された料理ショーなのですが、はっきり言って、くだらなさ満載の料理番組なのです。
まず「奥様は魔女」のようなシチュエーションコメディみたいに、スタジオに観客の笑い声が入ります。
この番組に出演しているのは、料理を作るグラハム・カーたった一人で、アシスタントもいません。
彼は常に冗談ばっかり言いながら、たった20分ぐらいの間で、料理を華麗に作り上げるのです。

テレ東で放送しているバージョンは、完全な吹き替えで、音声切り替えをしても、本人の生声を聞く事ができません。
だから、YouTubeで探してみました。
http://www.youtube.com/watch?v=czrj4yJm6z0

↑この中で、料理を作る前にグラハム・カーは小話をしています。
「小さなおばあさんが、ロンドンの東にある八百屋にいったんだ。
おばあさんは店員に『オレンジと、レモンと、玉ねぎをくださいな』と言ったら、店員は『すみませんが、オレンジとレモンはありますが、玉ねぎはありません』と言った。
昼すぎにおばあさんがまた同じ八百屋に来て、『すみませんが、じゃがいもと、トマトと、玉ねぎをくださいな』
店員は『じゃがいもとトマトはありますが、玉ねぎはありません』と答えた。
店じまいの時間になって、おばあさんがまた八百屋にやってきた。
『 lettuce (レタス)と、beetroot (赤カブ)と、onion (玉ねぎ)をくださいな』
店員は『おばあさん、何度言ったら分かるんだ。玉ねぎはないんだよ。
そうだ、じゃあこうしよう。lettuce から、"uce" を抜いたらなにになる?』『 "lett" かしら?』
『そうさ。それじゃ、beetroot から、"beet" を抜いたらなにになる?』『 "root" かしら?』
『そうだ。それじゃあ onion から、"bleed" を抜いたらなにになる?』『 There's no "bleed" in onion.( onion という単語には、bleed という文字は入っていないわ)』
『そうさ! "There's no bleeding onion." (←うちには、玉ねぎは全くおいてないんだという意味)」
ここで、観客の大爆笑。

この話のオチは、"bleeding" という単語がイギリス英語の場合、「血を流している」という意味だけではなく、「全く」という意味もあるということなんです。
アメリカ英語で言うところの "fucking" に近い意味かもしれません。


件名: 絵本について(その2)。
日時: 2012/12/13-17:20

もう故人なのですが、アメリカに Richard Scarry という児童作家がおりました。
大変多作な作家だったようですが、亡くなって20年近く経ったいまでも、本国では人気が高いようです。

彼の代表作は架空の町 Busy Town に住む子供たちのお話です。
私も何冊か彼の絵本を持っているのですが、一番面白く感じたのは "Ice Cream for Breakfast" という作品です。

その日は Busy Town の Backward Day (後ろ向きの日)なのでした。
その日は全ての物事が後ろから始まるのです。
例えば、階段は背中を前に向けてのぼる。
服は後ろ前に着る。
朝ごはんにアイスクリームとピザを食べる。
夕ごはんにはシリアルとオレンジジュースを食べる、という具合です。

一日の終わりに、主人公の男の子ハックルはパジャマを後ろ前に着て、歯ブラシの柄の方で歯を磨きます。
その後、ハミガキ粉が鼻に入ってしまい、大変なことに!
その時、ハックルは "CHOO-AH!" と言いました。
これは、"AH-CHOO!" を反対から言ったのです。

"AH-CHOO!" の意味をお分かりですか。
「ハックション!」っていう意味なんです。


件名: 絵本について。
日時: 2012/12/07-19:24

今日は少し英語の絵本についてご紹介したいと思います。
たかが絵本とはいえ、たまたま知らなかった英単語を知ることもできたりもするので、私は重宝しています。

最近小学生のクラスで使っているのは、"The FOGGY FOGGY FOREST" という絵本です。
これは霧深い森の中に、一体何が潜んでいるのかを少しずつ当てていくという構成になっています。
絵本の中には、色々な童話に出てくる登場人物が唐突に出てきたりします。
例えば、Cinderella や Snow White はたまた Little Red Riding Hood などです。
ちなみに Little Red Riding Hood は赤ずきんちゃんの意味です。
Goldilocks (←金髪の女の子の意味)なんて単語も出てきたりして、ふ〜む、まだまだ自分もよく知らない単語が一杯あるなぁと子供向けの絵本から教えられたりします。

もう一つご紹介するのは、"little blue and little yellow" という絵本です。
この絵本は日本でも有名な絵本で、「青くんと黄色ちゃん」という題で翻訳されています。
不思議なのは、英語版で読むと、little blue も little yellow もどちらが男の子で、どちらが女の子なのかは分からないのですが、日本語に訳すと、青い方が男の子で、黄色い方が女の子になっていて、色の印象で本家にはないジェンダーが勝手に盛り込まれているところです。
私的には「青ちゃんと黄色ちゃん」で良いと思うんですけどね。


件名: 灰色のちっぽけな人生。
日時: 2012/12/02-07:46

映画「プロデューサーズ」の中で、主人公のマックスは、会計士のレオを引き込んで、大掛かりな詐欺計画を実行しようとします。
レオはその計画に恐れをなし、マックスに加担するかどうか迷います。
その時の二人の会話↓

レオ: もし捕まったら、刑務所いきだ。
マックス: 今の人生の方が刑務所にいるみたいじゃないか。
灰色のちっぽけな部屋に住み、灰色のちっぽけな仕事に行き、灰色のちっぽけな人生を生きている。
レオ: 確かにそうだ。僕は人の金を数えているだけ。
僕の方が頭がいいのに。僕の方が立派な人間なのに。
僕の取り分はどこにあるの?レオ・ブルームの取り分はどこにあるの?

前回の記事でご紹介した、上記のシーンも入っているYouTubeの動画の下に、この動画を見た人のコメントが英語で書いてありましたが、このレオの台詞に全く共感を覚えたようで、以下のように書き込まれてました。

Leo is pouring out my heart. Sounds just like my life.

(レオの吐露している気持ちは私と同じだ。まるで私の人生のことを言っているみたいだ)

なんか、しょっぱいなぁ・・・・


件名: 100%、テッパン。
日時: 2012/11/27-09:27

絶対に、一度も、笑い逃したことのないシーンがあります。
見るたびに必ず大爆笑してしまうのです。
前回、ホットドッグの話にも書いた「プロデューサーズ」という映画のなかのワンシーンです。

この「プロデューサーズ」ですが、2005年に新キャストでリメイクされています。
でも、私が話しているのは、1968年に作られたオリジナル版の方です。

映画のプロデューサーであるマックスは、会計士のレオを公園の散歩に誘います。
二人は湖でボートにのるのですが、レオの方は浮かない顔。
マックスにどうしたと聞かれると、「事務所の他の人に見られて、仕事をサボっていると思われたらどうしよう」と言います。
マックスは、「もし見られたとしても、見たほうのヤツも、こんな時間に公園にいるのだから、サボっているんだよ」と言います。
それを聞いたレオは、すっかり安心しました。

その後のシーン↓

Max: Having a good time?
Leo: I don't know. I feel so strange.
Max: Maybe you're happy.
Leo: That's it. I'm happy
・・・・・・・・Why do you know about that?
I'M HAPPY!!!
HAPPY!
HAPPY!

このシーンがなんともスバラシイのです。
なんか近頃生活に笑いが足りないな〜と思うときこのシーンを見ると、確実に笑えるのです。それも大爆笑。

このシーンだけの動画を探したら、YouTubeにありました。
よろしければご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=VjwUZlpwVQU


件名: ホットドッグ。
日時: 2012/11/23-07:19

11月になって、私の教室も入っている「コスモプラザショッピングセンター」内に新しいパン屋さんができました。
「エストリエ」というパン屋さんですが、みなさんはもういらっしゃいましたか。
私は開店日に並んで買いました。
個性的で美味しいパンがたくさん売っていました。
まだの方は是非行ってみて下さい。

この記事を書いていてふと、「美味しいパンが出てくる映画ってなかったっけかなぁ〜」と考えました。
・・・・・実はあまりないんですよね。
その代わりホットドッグは映画の中でしょっちゅう見るような気がします。
例えば、前にも記事に書きましたが、「あなたが寝てる間に」の中では、ヒロインのルーシーが毎朝決まった屋台でホットドッグを頼むのですが、いつも「マスタード入り、オニオン抜きで」と注文するにも関わらず、いつまで経っても店長がその注文を覚えてくれないのにガッカリしたり。
「プロデューサーズ」の中では、主人公のマックスが、税理士のレオを自分の悪事に引き入れるために、わざわざ外に誘ってホットドッグをおごったり。(←なんかせこい)

こう考えると、ホットドッグはアメリカの屋台で売っているファーストフードの中でもピカイチですね。
そーいや、以前アメリカのホットドッグ大食い世界大会でNo1に輝いた小林尊さんは今何をしているのかなぁ。


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