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ミチルのブログ

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件名: Are you a catcher?
日時: 2013/04/12-07:55

"catcher" と聞いて、何を思い浮かべますか。
大体の日本人は野球の「キャッチャー」を思い浮かべると思います。

「キャッチャー」はもともと "catcher" なので、何かを "catch(捕まえる)" する人という意味な訳です。
"catch" するものがボールの場合は野球で言うところの「キャッチャー」なのですが、"catch" するものがその都度変わるとなると、「キャッチャー」自体の意味も微妙に変化していきます。

例えば、「恋は邪魔者」という映画の中で、私の大好きなユアン・マクレガーは稀代のプレーボーイを演じています。
この映画の中で、彼の名前は "Catcher Block" (キャッチャー・ブロック)となっています。
この場合、彼が "catch" するものは、ボールではなく、「女」ということになりますね。

それでは小説 "The Catcher in the Rye" (ライ麦畑でつかまえて)の中では、主人公のホールデン少年は自分のことを "catcher" と呼ぶのですが、彼が "catch" するものは何なのでしょうか。
彼は小説の中で、こう言います。

"I mean if they're running and they don't look where they're going
I have to come out from somewhere and catch them.
I'd just be the catcher in the rye and all."

「つまり、もし子供たちが突っ走って、急なガケのような危ないところに行きそうになったら
ぼくがどこかから出てきて、その子らを捕まえてやるんだ。
ぼくは、ライ麦畑で子供たちを受け止めてやる役の人になりたいんだ」


件名: 七つの大罪。
日時: 2013/04/07-12:59

「七つの大罪」とは、人間を罪に導く可能性のある欲望のことで、キリスト教の言葉です。
それら七つの大罪とは、

@傲慢  "pride"
A嫉妬  "envy"
B憤怒  "wrath"
C怠惰  "sloth"
D強欲  "greed"
E暴食  "gluttony"
F色欲  "lust"

の七つです。

七つの中には、結構聞いたことのない英単語もまじっていると思います。
例えば、「憤怒」 "wrath" はスタインベックが書いた「怒りの葡萄」の原題 "The Grapes of Wrath" の中に見る事ができます。
また、色欲 "lust" に関しては
"Ashes to ashes, dust to dust" (灰は灰に、ちりはちりに)
という、英語圏で埋葬の際に使う言葉があるのですが、この表現の言葉遊びとして、
"Ashes to ashes, lust to lust" というのがあります。
日本語に訳すと、「灰は灰に、色欲は色欲に」となり、まったく意味をなさないのですが、"dust" と "lust" は韻が同じなので、このような言葉遊びができたのだと思います。

「七つの大罪」と聞いて私が真っ先に思い出すのは、「セブン」という映画です。
この映画の中には、「七つの大罪」からヒントを得た連続殺人が起こり、その犯人をブラッド・ピット演じる刑事が追いかけるという話なのですが、ラストの後味の悪さと言ったら映画史上最強です。


件名: トレインスポッティング。
日時: 2013/04/05-08:32

Choose life. Choose a job. Choose a career. Choose a family.
Choose a fucking big television, Choose washing machines, cars, compact disc players, and electrical tin openers.
Choose fixed- interest mortgage repayments. Choose a starter home.
Choose sitting on that couch watching mind-numbing spirit- crushing game shows,
stuffing fucking junk food into your mouth.
Choose rotting away at the end of it all, pissing your last in a miserable home,
nothing more than an embarrassment to the selfish, fucked-up brats you have spawned to replace yourself.
Choose your future. Choose life...
But why would I want to do a thing like that?

↑はユアン・マクレガー主演、ダニー・ボイルが監督した英映画「トレインスポッティング」の冒頭のシーンでのユアン・マクレガーの独白部分です。

ユアン・マクレガー演じるレントンはヤク中で、ヤク仲間といつもつるんでダラダラしています。
それで、警察に追いかけられたりもします。
そんなレントンの自堕落な生活を淡々と追った映画です。
見るたびに「後味の悪い映画だなぁー」と思うのですが、レントンのダメさ加減や、やりきれなさがある意味リアルで、「意外と青春ってこんなもんだよな・・・」と思ったりします。


件名: デュヌラルテ。
日時: 2013/03/29-07:30

お花見の季節ですが、みなさんはもういらっしゃいましたか。
私はこの間、小林牧場に行ってきました。
花は7部咲きといったところでしたが、出店もたくさんあってにぎやかでした。
しばらく散策していたのですが、ふと気づいたら、お好み焼きやたこ焼き、から揚げや今川焼きなどで、両手がすっかりふさがっていました。
私は典型的な「花より団子」タイプの人間です。

私が特に好きな食べ物は、ドーナツ、ロールケーキ、それからパンです。
今日のタイトルにある「デュヌラルテ」は表参道にあるパン屋さんの名前です。
ここのパンの特徴は、とにかくパンの質感がもっちもちなところです。
そしてもっちもちであると同時に、噛みごたえもあるので、食べ終わった後に「たべた〜」という満足感も大きいのです。

ここのパンで一番すきなのは、「カンヌ」というパンです。
これは、パンの中にクリームが入っているのですが、このクリームが一風変わっていて、普通のカスタードクリームではなく、さとうきびのカスタードクリームが入っているのです。
さとうきびのカスタードクリームは、独特の濃い風味があって、クリームに黒糖のこっくりとした味わいを与えています。
そして食べ終わった後、口の中に深い余韻を残すのです。

ところで、TVのグルメ番組などで、よくリポーターが「このパンは外側はさっくり、中はもっちりしてますね」的なコメントを言ったりしますよね。
この言い方を英語にすると、

"It is crunchy on the outside, soft and dense on the inside."

こんな言い方になります。
こういう表現って万国共通なんですね。


件名: フライト。
日時: 2013/03/20-21:42

先日ロバート・ゼメキス監督の「フライト」を見ました。
最初はエアーアクション映画なのかと思って見ていましたが、それは話の冒頭だけで終わり、全体としてのテーマは「人は真実とどう向き合うのか」といういささか真剣で真面目なものでした。

ロバート・ゼメキス監督といえば、なんと言っても「バック・トゥ・ザ・フューチャー」3部作の監督として有名ですよね。
この「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は言い方としては大げさですが、私にとっての「すべての始まり」でした。
パート1について言うと、今でも脚本のほとんどを覚えているほどです。

この映画はなんと言っても主人公マーティを演じたマイケル・J・フォックスの魅力が大きかったですね。
もちろん相棒のドクを演じたクリストファー・ロイドも素晴らしかったのですが、マイケル・J・フォックスが持つ一種の「軽さ」がタイムトラベルものに付きまとう「非現実感」をまぎらわせて、ストーリーに現実味をもたらしたのだと思うのです。

ということで、この記事を書くにあたり、すごく久しぶりに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を見てみました。
するとある一つのことに気づきました。

マーティの憧れている車は・・・TOYOTA製
マーティのバンドのキーボードは・・・YAMAHA製
マーティの部屋にあるデジタル時計は・・・PANASONIC製
マーティのウォークマンは・・・AIWA製

つまり↑のものはぜ〜んぶ日本製なのです。
私があんなに憧れていた当時のアメリカで、最先端の映画を作っていた人々がこんなにも日本の製品を認めていてくれたなんてなぁ。気づかなかったよ。
バンザイ。ニッポン!


件名: チクショウ、コノヤロ。
日時: 2013/03/16-19:48

毎回「奥魔女(←勝手に省略してみた)」ネタになりますが、金曜日にやっていた33話「とかく女と食物は・・・」の中で面白い言い回しがありました。
物語の終わりにダーリンの上司ラリーはダーリンの仕事ぶりを妬ましい気分半分でホメます。
その際ラリーの日本語の吹き替えは「ちくしょう、コノヤロ」というセリフでした。
英語で確認すると、このセリフは "You son of a gun!" というものでした。

この "son of a gun" は「よくやった」みたいに人を褒めるときに使う言葉なのだそうです。
似たような言葉で "son of a bitch" というのがありますが、これは典型的な "curse words (毒づき言葉)" なので、"son of a gun" とは意味が180度ぐらい違いますね。

"curse words" つながりになりますが、以前「世界の料理ショー」の記事にも書きましたが、イギリス英語では、アメリカ英語でいうところの "fucking" の代わりに "bleeding" という言葉を使う事があります。
このようにイギリス英語特有の使い方をする単語がいくつかあります。

例えば、"groovy" という言葉。
この言葉を聞いて思い出すのは、映画「オースティンパワーズ」の中で、主人公オースティンがセクシーな美女を目にするたびに
"Groovy baby!"
と言っておりました。
オースティンは英国諜報機関の一員で、イギリス人という設定だったので、この "groovy" という単語を多用していました。
イギリス英語で使う "groovy" は "cool" の意味です。
つまり「イケてる」または若者用語で言うところの「ヤバイ」という感じでしょうか。

また "lovely" という言葉。
これはもともと「可愛らしい」「愛らしい」という意味ですが、イギリス英語では、"nice" とか "great" の意味で使われています。例えば
"It's a lovely day today." → 「今日は天気がいい」という意味。

ところで最近、小沢健二の「ラブリー」という曲を倖田來未がカバーしたと聞いて、ちょっとショックだ・・・


件名: ゴールデンボンバー。
日時: 2013/03/13-07:49

ゴールデンボンバーは、日本の偉大なるエアーバンドです。
「エアーバンド」なので、ボーカル以外は楽器を弾いている「フリ」をしているだけなので、実際は弾けないんだそうです。

彼らの最大のヒット曲「女々しくて」はタイトル同様女々しさ100%な歌詞です。

女々しくて 女々しくて
女々しくて 辛いよ

僕のことをからかったの
あんなに好きと言ったのに
奴のどこを気に入ったの
僕はもう要らない?

愛されたいねきっと見過ごした
君のシグナルもう一度
気まぐれかな でも構わない
君といたいから

↑と同じぐらい女々しい曲が洋楽にもないかな〜と探したらありました!

「女々しくて」の歌詞の中で
『愛されたいねきっと見過ごした
君のシグナルもう一度』

という箇所があるのですが、これとそっくりな英語の歌詞をみつけました。
その歌詞は
"Why she had to go
I don't know she wouldn't say
I said something wrong
Now I long for yesterday"

「彼女が僕を捨てた理由が分からなかった
彼女は何もヒントをくれなかったから
何か言ってはいけないことを言ってしまったのか
ああ、昨日に戻れるのなら」

この曲、お分かりですか。
ビートルズの「イエスタデイ」です。
この曲もかなり「女々しい」曲ですね。


件名: 教習所物語。
日時: 2013/03/07-10:06

この間の3月5日火曜日にやっていた奥さまは魔女の第25話「とかく女と車は…」を見て、声を出して笑ってしまった。

サマンサは車の運転ができないので、教習所から先生を派遣してもらい運転のレッスンを受けることになりました。
その先生(ハロルド・ハロルドという名前)はちょっと神経質な先生で、あれこれサマンサの運転にダメだしをするのですが・・・

Harold:(You)Get too far to the left! (左によりすぎだ!)
Too far to the right! (右によりすぎ!)
Now you're too far in the middle!(今度は真ん中によりすぎ!)

Samantha:How can I be too far in the middle? (真ん中により過ぎって一体どういうことよ?)

そして右に曲がるよう指示したのに、サマンサが左に曲がったということに激怒したハロルドはサマンサに道の真ん中で停車するように命じる。
停車したとたん、後続車が前をふさがれたため、そこで渋滞がおきてしまう。
後続車たちがクラクションをブーブーと鳴らし続けるため、仕方なくハロルドはサマンサに車を動かすように言うのだが、その際ハロルドは窓を開けて、後続車に向かって何事かを叫ぶのですが、それがオモシロかった。
最初そのセリフは「セルフィーーーッシュ!セルフィーーーッシュ!!」
としか聞こえなくて、始めは何て言ってるんだろ〜と「?」に思ったが、しばらくして、"Selfish!Selfish!" と言っているのだと分かりました。
つまりクラクションを鳴らす後続車に向かって「自分勝手なヤツラめ」と毒づいているんだと。

↑のシーンは http://www.youtube.com/watch?v=WZagIwboUtg の動画の16:00ぐらいのところで見れます。 

そういえば自分の教習所時代を思い出すと、ある時急カーブを曲がりきれず、対向車につっこんでいきそうになったのをかろうじてよけたのですが、その際いつもは温厚な助手席の先生が
「お前は俺を殺す気かっっっっ!$*#?%!」とマジ切れしたことを思い出します。


件名: PICK ME, PICK ME, YEAH!
日時: 2013/03/04-08:33

最近会った知り合いが着ていたT-シャツに書かれていたロゴが気になりました。
"PICK ME, PICK ME, YEAH!"
と書いてあったのですが、「どこのT-シャツ?」と聞くと
「ヒステリックグラマー」とのこと。
家に帰ってネットで調べてみると、この "PICK ME, PICK ME, YEAH" というフレーズはニルヴァナの "Dive" という曲からとってきたフレーズらしいです。

ニルヴァナをみなさんはご存知ですか。
90年代にグランジの旗手として世界を席巻したロックバンドです。
でも、ボーカルのカート・コバーンは1994年に自殺。
ニルヴァナの歴史はその時点で終わりました。

この "Dive" という曲ですが、いかにもグランジらしい、気だるい感がただよう曲です。

Pick Me, Pick me, yeah
Let a long, low signal
At ease, at least, yeah
Everyone is hollow

僕を選んで、選んでよ
長くて低い音のシグナルが
静まるのをサイアク許してやってよ
みんなうつろになってるし

訳してみたけど、あまり意味の分からない詩です。


件名: ダブルチョコのオールドファッション。
日時: 2013/03/02-21:09

最近タリーズコーヒーの新作のダブルチョコのオールドファッションというドーナツにハマっています。
朝食に濃いコーヒーと一緒に食べるのが美味しいんです。
もしモアの中のタリーズで、たくさんドーナツを買っている女を見かけたとしたら、それはきっと私です。

「オールドファッション」はドーナツの名前で、硬い生地が特徴のドーナツです。
最近私はこの「オールドファッション」の美味しいお店を見つけました。
店の名前は、"Old Fashioned Donuts" といいます。
場所はイリノイ州シカゴ、ミシガン通りにあります。
そうです、この店はアメリカの店です。
実はアメリカの「食べログ」みたいなサイトがあって、たまたまそのサイトを見ていたら見つけたお店なのです。
ここの店で美味しいのは「アップルフリッター」なんですって。
「アップルフリッター」はホットケーキの生地みたいなのにりんごを細かく刻んだものと、シナモンをたっぷりいれ、しっかり混ぜたものを油であげたお菓子です。
"Old Fashioned Donuts" のアップルフリッターは、投稿者の記事によると、バスケットボールまたは人の頭ほどの大きさなのだそうです。

でも、"Old fashoned Donuts" に関する投稿記事を見ていたら、ぞっとする書き込みがありました・・・

"Granted this is probably one of the worst neighborhoods in Chicago
but its such a busy street, chances are slim to none anything will happen to you.
I mean you may get hit by a stray bullet, but thats about all."

「この場所はシカゴでは一番治安の悪い地域だと請けあうよ。
でも人通りの多い通りだから、変なことが起きる可能性はほとんどないかな。
と言っても、流れ弾に当たるくらいで、起きたとしてもその程度だよ」
なんですって。ぞーーーーー。


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