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ミチルのブログ

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件名: 歌のおねえさんのリアルライフ。
日時: 2012/06/21-17:28

米ドラマ "Frasier" のハナシ。

フレイジャーはバツ2なんですが、彼の最初の奥さんは、"Nanny G" という名前の歌のおねえさんをやっていて、全国を回って子供向けの歌のステージを行ってます。
フレイジャーはNanny Gと彼女のCDサイン会で偶然再会します。
その場でNanny Gは即興のライブを子供たちにするのですが、"Peek-A-Boo(いないいないばぁ)" の歌の際、子供たちがみんな目隠ししたのをいいことに、フレイジャーに猛烈なキスをしてきました。

Nanny Gいわく、「今の夫とは愛のない結婚で、人生に倦んでいる。キャリアも同じよ。考えてみて、私は同じキャラクターを20年も演じ続けているのよ」
と、まぁこのような理由で、彼女はフレイジャーと情熱的な関係を持ちたいと迫ってくるのです。

困ったフレイジャーは弟のナイルズに相談します。
ナイルズはNanny Gが子供向けに出したアルバムの収録曲を眺めながら「この曲のタイトルから判断するに、彼女は相当欲求不満みたいだね。"Nanny’s Messy Bed," "I Feel Something Great Inside Me," "Bannisters are Fun" だもの・・・(←あえて、訳さないでおきます)」

結局フレイジャーはNanny Gに押されて、彼女とヨリを戻そうとするのですが、最後は目を覆いたくなるばかりのハチャメチャぶり・・・
ご興味のある方は、DVDでどーぞっ。


件名: 酒癖いろいろ。
日時: 2012/06/18-17:18

英会話学校に勤務していた頃は、職場で使うのはほとんど英語でした。
もちろん、生徒さんへのレッスンはオールEnglishだったし、会議もネイティブの先生が半分を占めているのでオールEnglishでした。
同僚同士の会話も、日本人同士の会話以外はほとんど英語でやってました。
時々、職場の人々と飲みに行くことがありましたが、ネイティブの先生も混じっている時は、英語と日本語がちゃんぽんの会話になってました。酔っ払ってる時の英語って、自分でも何を話しているんだか分からなくなることもありましたが、ノリが良くなっているので、あまり深く考えず喋ってしまいます。

でも、ある時ふと思ったんです。自分の喋る英語が最もなめらかで、最もネイティブに近いスピードで話せているのは酒に酔っている時だって。
これってあまりうまく言えないんですが、英語を話すときって、ある種の緊張感がつきまとうんですよね。なんと言うか、次に自分の口からどんな英語を出そうかっていう考えに支配されているというか。
酔うとこういう緊張感が一切なくなって、母国語を喋るときみたいにリラックスします。だから、ぺらぺら英語が次から次へと口をついて出てくるんですね。

もし、英会話に行きづまっている方がいたら、是非一度酔っ払ったときに英語を話してみることをおススメします。
きっと、何か突き抜けた感覚を手に入れるいい機会になると思うので。


件名: The KING of stories
日時: 2012/06/12-18:28

アメリカの作家スティーヴン・キングが好きで、学生時代に20冊以上は読みました。
彼の代表作は人によって挙げる作品が違うのでは、と思うのですが、私が一番好きなのは、「シャイニング」と「刑務所のリタ・ヘイワース」という短編です。
「シャイニング」は、ジャック・ニコルソン主演で映画化されているのでご存知の方も多いと思いますが、多くの人が映画の影響もあって、ホラーのジャンルと考えていると思います。
しかし、実は映画と原作は全くの別物で、原作の秀逸さは映画をはるかに凌駕しています。
原作は、主人公の精神的内面世界を、意識の流れを追いながら丁寧に描くというもので、ホラー的要素は2次的に主人公に影響を及ぼしているだけです。それよりも主人公の精神的変容の変遷をたどるのが非常に興味深いです。

「刑務所のリタ・ヘイワース」は、ティム・ロビンス主演で、『ショーシャンクの空に』というタイトルで映画化されています。
どういう話かというと、冤罪で何年も投獄されていた主人公が、決死の脱獄を試み、自由を目指すという話です。
この作品の中で一番すきなのは、最後の方で、主人公が友人に宛てた手紙の中の文句です。

"Remember, Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies."
(忘れちゃいけないよ。希望はいいものだ、たぶんなによりもいいものだ、そして、いいものはけっして死なない)

人生の節目節目の苦しいときに、この言葉に何度も助けられたものです。


件名: 私はあなたの大ファンです。
日時: 2012/06/11-16:44

日本語では「これは世界で最も優れた本です」という表現の仕方をしますが、これを英語にすると "This is one of the greatest books in the world." (これは世界の最も優れた本のうちの一冊です)という言い方になります。あくまで最上のものの内の一つという言い方ですね。
例えば、「私はあなたの大ファンです」という言い方は、英語にするとどうなるのでしょうか。
"I am a great fan of yours." (私はあなたの大ファンの内の一人です)
と、なります。私がこの表現を知ったのは中学生の頃でしたが、この英語を実際に使う場面が本当にやってきました。

会社員の頃、私が大好きなアメリカのバンドがライブをするために来日したのですが、彼らが宿泊するホテルの情報を偶然手に入れることができました。
すわとばかり、私ともう一人の大ファンの友達は、そのホテルのロビーで彼らがやってくるのをじっと待ち続けました。
夜が更けてもただ待ちに待ち・・・
そしてようやく!メンバーが一人きりで帰ってきました。(←深夜1時過ぎてました。)
私は長らく使うのを待ち望んだフレーズを言いました。
"I am a great fan of yours." と。
彼は、いやな顔一つせず、"Thank you." と言ってくれました。
その時一緒に撮ってもらった写真は、いまだに私の宝物です。


件名: 0歳児の英会話。
日時: 2012/06/07-20:55

最近は幼児の英会話が人気だそうで、生後1歳〜2歳から、はたまた0歳児の時から、英会話を始めさせる親も増えているそうです。
話を聞くと、他のママ友が子供に英会話を始めさせると聞いて、「じゃあウチの子もやらせなきゃ」的に通わせるとのこと。
あとは、ネイティブにも通じる発音を、子供が小さいうちに身に付けさせたくて、なるべく早いうちに英語を始めさせるらしいです。
早ければ早いほど、母国語と同じくらい英語も良い発音が身につくと考えるからでしょうか。

でも私見ですが、英語の発音矯正は、中学位までなら全然間に合いますよ〜。
というのも、私が英語を本格的に始めたのは中学生の時だったんですが、その際自分で徹底的に発音矯正を行ったからです。
私は自称「英語の発音オタク」なので、一つの単語の発音を、半日ずっと練習し続けても苦になりませんでした。それは、どうしても米国人と同じ発音ができるようになりたい、その一念からです。

【個人的に発音矯正が最も困難だった英単語ベスト2】
第2位 Saturday
これは、"t" の音を「サーラレイ」のように効かせないのがキモです。どうしてもつづり通りに「サータデイ」と発音したくなるのを矯正するのが難しかったです。

第1位 flower
"L" 音の後に間をおかず "R" 音を響かせるのが至難。一日中練習して、勘をつかめたときは嬉しかったなぁ。

と、こんな感じで、中学生位までなら、本格的な英語を発音できるようになるチャンスはまだまだあります。
ですから、焦らなくてもダイジョーブ。ゆっくり日本語を教えてあげてから、落ち着いた頃にお子様を英語ワールドにお連れ下さい。


件名: I dunno what u r talking about.
日時: 2012/06/04-20:26

私はよく、好きなドラマの海外ファンサイトなどを覗きにいくのですが、その際、コメント欄に見慣れない英語を見ることが時々あります。
例えば・・・
dunno
u r
cuz
ur
などです。
実はこれ、英語の言葉を省略したもので、元々の意味はと言えば、
dunno → don't know
u r → you are
cuz → Because
ur → your
と、なります。
自分もコメントを残す際に、こういった省略英語を使ってみることもあります。
なんか自己満足だけど、ちょっとこなれた英語を使えているような気になるんですよね。(錯覚ですけどね)

ところで、「ジム・キャリーはMrダマー」という映画の中で、ジム・キャリーもある省略語を使ってました。
友達から20ドル借りた際、借用書を書くように強要され、ちぎった紙にむりくり書いたのが
"I O U $20"
でした。
これは、"I owe you $20. (私はあなたに20ドル借りています)" の意味です。
映画を見たとき、なるほどと思い、いつか自分も使ってみたいなーと思いましたが、英語でそんなことを書く機会は滅多にないもんです。


件名: イマイマシイ、チクショウ。
日時: 2012/06/03-20:58

引き続き、私のお気に入りの米ドラマ「フレイジャー "Frasier" 」の話を。

「フレイジャー」の中では、結構日本ネタがでてきます。
例えば、フレイジャーと彼の弟ナイルズのお気に入りのオペラは、日本を舞台に1885年に作られた『ミカド(帝)』です。
『ミカド』の挿入曲 "Willow, tit-willow" や、"Three little maids from school are we" を兄弟で歌ったり、フレイジャーが一人で歌ったりしています。
また、BBQ好きなフレイジャーの友人が、「知っているか。日本ではBBQをやるときヒバチを使うんだぞ(←ちょっと間違った知識)あと、肉をサケ(酒)に浸して、やわらかくするんだ」などと、チョコチョコ日本の話が出てきます。

ある時、ナイルズとKACL(シアトルの架空の放送局)の局長ケイトが、日本の「根付」の話で盛り上がります。

ケイト「私は京都で根付を見てきたわ。でも、残念なことに、本当に貴重な根付は国外に出さないから、シアトルで根付の展覧会があっても見られないのよね」
ナイルズ「僕の家の日本人の庭師なら、こう言いますね。『イマイマシイ、チクショウ(←ここだけ、たどたどしい日本語)』ってね」
ケイト「言葉に気を付けなさい(Watch your mouth!)」
ナイルズ「日本語がわかるんですね!?」
ケイト(うなづく)

と、まあこんな感じなので、脚本家はかなり日本に興味を持ってる人のようですね。
それにしても「根付」かぁ〜。マニアックだな・・・


件名: 英語で歌っていいですか。
日時: 2012/05/31-20:37

日本の歌にも、歌詞の中に英語が混じっていることがありますよね。
例えば、ちょい陳腐ですけど「アイラブユー」とか「アイニージュー」とか「ハッピーデイズ」とかなんとか。
そういうお飾り的な英語ではなく、一曲まるまる英語だけで歌詞をかくアーティストもいます。
昔なら、竹内まりや。ちょい昔なら、フリッパーズギター時代の小沢健二。最近なら、ザ・ブリリアントグリーンの川瀬智子もしくは、エルレガーデンの細美武士など。

上に挙げた人たちは、いわゆる「アーティスト」的なくくりの人が多いので、例外なく、自分で書いた英語詞を自分で歌い上げています。
その中でも、エルレガーデンの細美武士の英語は発音がネイティブ並みに良いです。
彼は特に帰国子女という訳でもないので、恐らく耳が相当良いのではないかなと推察します。
ネイティブにもしっかり通用するレベルの英語で歌っているので、日本人が英語で歌っていても、なんか気恥ずかしい感じは全然しないのです。


件名: Are you still wearing culottes?
日時: 2012/05/29-18:33

私の大好きな米ドラマ『フレイジャー "Frasier"』の話を。

フレイジャーはシアトルに住む精神科医なのですが、シアトルのローカルラジオ放送局「KACL」でお悩み相談番組のパーソナリティもやっています。
彼の番組のプロデューサーを務めるのがロザリンダ(通称ロズ)なのですが、彼女に新しい彼氏ができたときの話です。
いつも近所の人が集まるカフェで、ロズは彼女の新しい彼氏バリーをフレイジャーに紹介します。
「バリーは百貨店の婦人服のバイヤーをやっているの。この間の休みは私の家に来て、クローゼットを一日片付けてくれて、もう着ない方がいい服を選んで全部捨ててくれたのよ」

ここでのバリーの台詞 "You should have seen what she was still holding on to? -「クーロッツ」" (彼女がいまだになにを後生大事に持ってると思う?「クーロッツ」だよ)

と、このような台詞なのですが、どうしても「クーロッツ」が何なのか分かりませんでしたが、何度も聞いているうちにようやく何のことなのか分かりました。
"culottes" つまり日本で言うところの「キュロット」ってやつですね。
キュロットの元々の発音が「クーロッツ」だなんてなぁ・・・
やっぱり日本人の英語習得を邪魔するのは、他でもない「カタカナ英語」なんですよね。。。


件名: 香港ひとり歩き。
日時: 2012/05/28-20:11

まだ一般企業に勤めていた頃、カナダ人の女友達と二人で香港に旅行に行くことになりました。

ところが、香港に着いてわずか3日目から、お互い行きたい場所をめぐって意見が一致せず、結局別行動をとることになりました。
正直言うと、かって知らぬ異国の地、一人で回るのはちょっと心細かったんです。
でも、一日行動してみて、それは杞憂だったと分かりました。
それというのも、香港は英語圏、どこに行っても英語が通じるので、コミュニケーションに困ることは一切無かったのです。
言葉が通じるって、言葉が理解できるって、本当にありがたいことだなぁとしみじみ感じた一日でした。

結局友達との別行動はその後も続き、最終日は空港で落ち合うことに。
空港には友達の方が先に着いてました。すると、彼女は仲直りの印とばかりに、Tシャツをくれました。「今回の旅行の思い出にしてね」と。
そのハードロックカフェ香港のTシャツはパチモンだったけど、うれしかったな・・・


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