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ミチルのブログ

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件名: 桜。
日時: 2014/03/09-20:38

3月になりましたね。春までもう少しという感じでしょうか。
「春」と聞いて印象的に思い出す曲はみなさんはどんな曲でしょうか。
自分がぱっと思い出すのは森山直太朗の「さくら(独唱)」もしくは河口恭吾の「桜」ですかね。

でもその二つの曲よりもはるかに好きな春の曲があってですね、それはアジアン・カンフー・ジェネレーションの「海岸通り」という曲です。
歌詞の一部を抜粋すると

あれがない これもない
どんな希望も叶えたい欲張り
そんな僕らの足りないものだけそっと包むように
夕凪の最後には優しく揺らぐ風
海岸通りに春が舞う

イントロや間奏でギター二本で別々のリフを同時に弾く箇所があるのですが、この部分が押しては返す波のリズムにそっくりで、なんとも情緒的です。
この曲は2004年に発売されたアジカンのセカンドアルバム「ソルファ」に収録されているんですが、この一曲のためだけにこのアルバムを買ったとしても惜しくないくらいの名曲です。


件名: You Really Got Me
日時: 2014/03/04-06:34

最近YouTubeをぶらぶら見てたら、ブリリアントグリーンが The Kinks の "All Day and All of the Night" をカバーしてる動画を見つけました。
この "All Day and All of the Night" はイギリスのバンド The Kinks が1964年に発表した曲です。

The Kinksの活動時期はビートルズとほとんど重なるんですが(1960年代〜1970年代)、もし私が彼らと同時代に青春期を送っていたら、自分は絶対にビートルズ派ではなく、キンクス派になっていたと思います。
というのもキンクスの方が相当ロック色が強いんですよね。
私が彼らの曲の中で一番好きなのはもちろん "You Really Got Me" です。
この曲はウィキペディアによると、『へヴィメタルを発明した作品(アメリカの音楽学者ロバート・ウォルサーによる)』ということらしく、その説は実際正しいようで、この曲はへヴィメタバンドによって何度もカバーされてます。
私がこの曲を初めて知ったのは、ヴァン・ヘイレンによるカバー版だったと思います。

という訳で、久しぶりにヴァン・ヘイレン版の "You Really Got Me" の1980年の動画をYouTubeで見ましたが、デイヴィッド・リー・ロスのカッコと言ったら・・・
あれはもう、「動くハレンチ」ですわ。ハハ。


件名: Tony's Diner
日時: 2014/02/23-19:02

最近印西市に「ゴキゲンな(←米映画のセリフの翻訳調)」カフェを見つけたゼィ!
場所は印西市本埜村。マジで田舎です、この付近・・・。
県道291号線沿いにある「トニーズダイナー」です。

実は去年の秋ぐらいから、この291号を通るたび、「なんか雰囲気の良いカフェだなー」と目をつけておりましたが、なかなか行く機会がありませんでしたが、先日ようやく初訪問!
そうだなー、雰囲気的には昔下北沢にあった、「ロックンロールダイナー」みたいな感じかな〜。
内装もとにかくアメリカン!で、米中西部の、周りに建物とか一切無い田舎道沿いに突如出現する、いわゆるダイナー(食堂)を彷彿とさせます。
なんか印西のこれでもかな田舎の中に、突然このセンスの良い空間はなにっ?て気分になりました。
昼下がりにコーヒーを飲んだだけですが、とても満ち足りた気分になりました。
お近くの方は、是非是非!

Tony's Diner・・・千葉県印西市中根345−3


件名: Afghanistan Banana Stand
日時: 2014/02/19-15:57

日テレで月曜深夜にやってる「映画天国」をこの間見たら、これがかなり面白い映画でした。

1972年の "The Hot Rock" という映画で、ロバート・レッドフォードが主演です。
どういう話かというと、単純に言えば4人組の宝石強盗の話で、レッドフォードは強盗団のリーダー格の役です。

さて、この映画の秀逸なところは、キャラの書き分けがしっかりできているところです。

ドートマンダー(4人の内のリーダーで、計画を立てる。優秀な男)
ケルプ(鍵師。ヘタレだが、おだてられればどんな鍵でも開けられる)
マーチ(車屋。乗り物に強く、ヘリコプターも飛ばせる)
グリーンバーグ(爆弾が専門。弁護士の父親に頭が上がらない)
この4人がタッグを組んで、難攻不落のブルックリン博物館に挑むというハナシ。

表題の Afghanistan Banana Stand は、映画の終盤、ドートマンダーが催眠術師に頼んで、銀行のある職員に催眠術をかけてもらうんだけど、彼が催眠状態に陥るきっかけとなるキーワード(←英語で "trigger words" という)が "Afghanistan Banana Stand" なのです。
もちろん、何の意味もない言葉です。
一説によると、アフガニスタンではバナナは取れないので、屋台でバナナを売る光景など見られるはずもないのです。


件名: 冬の散歩道。
日時: 2014/02/09-06:27

さむいですね・・・
ていうか、雪がすごい。ハンパないです。めっさ積もってます。

雪景色の町に似合いの曲があります。
サイモン&ガーファンクルの "A Hazy Shade of Winter" (←邦題「冬の散歩道」)です。
この歌の主人公は多分音楽家で、歌詞の内容は「自分の作った歌を結局、世に出すことができなかった。
失望感でぼんやりとしている内に季節はいつの間にか移り変わっていた」という暗い内容です。

歌詞の最後は、失望感に満ちた暗い気持ちを、冬のもやがかかったぼんやりした空模様に投影しているという終わりかたです。

I look around, leaves are brown now
And the sky is a hazy shade of winter

(僕は周りを見渡した。葉っぱは茶色に枯れて
空はもやがかかってぼんやりした冬のそれだ)

Look around, leaves are brown
There's a patch of snow on the ground...

(僕は周りを見渡した。葉っぱは茶色に枯れて
地面には一部雪が残っている)

今日一日雪のせいで、家にこもることになったら、YouTubeで "A Hazy Shade of Winter" でも聞いてみてください。


件名: ムロツヨシ。
日時: 2014/02/06-08:43

最近私がハマってる日本の俳優さんは、ムロツヨシさんです。
「だれ?」と思われる方も多いかもしれませんが、今NHKの朝のテレビ小説「ごちそうさん」の中の竹元教授役のひとです。
立派なおひげで、やたら大声で喋り、主役め以子の旦那悠太郎をどなりちらす役です。

実はこの間、ムロツヨシが出演する「フル・モンティ」のミュージカル版を有楽町に見に行ってきました。
主役は山田孝之なんですが、私はもちろんムロツヨシにロックオンでした。
ムロツヨシの役は、前回の記事にも書いたように、仲間内で男同士で恋人同士になる役だったので、ちょい気持ち悪かったですが、観客をたくさん笑わせていました。

歌は・・・山田孝之はかなりうまかったですが、ムロツヨシは、どーだろな〜。


件名: The Full Monty
日時: 2014/02/04-12:20

この1997年の映画「フル・モンティ」は、私の好きな映画ベスト10には入る映画です。っていうかすんごい好きです。

昔繁栄を極めたイングランドの鉄鋼地帯シェフィールドに住む6人の職なし男が、一発逆転を目指し、男版ストリップショーを企画しようとする物語です。
基本はコメディなんですが、なんというか常に物悲しいムードが付きまといます。でも最後にはそんなもろもろを笑い飛ばしちゃうのですが。

今回も字幕だけじゃ「?」と思ってしまうセリフをフィーチャーしたいと思います。

物語の中盤、6人の仲間の一人ロンパーの母親がなくなってしまう。
実はロンパーは仲間の内のガイと男同士だが恋人関係になっていた。
葬儀の席で、ロンパーとガイが手をつないでいるのを見て、他のメンバーのガスとデイブはひそひそ話をする。

その際の字幕「芸を極めるのも大変だな。あいつらはゲイを極めちまったか」

英語 "There's nowt as queer as folk. "

"There's nowt as queer as folk." は英語のことわざで、「人は時に他人からは想像もできない行動をとることがある」という意味です。
で、このセリフの何が可笑しいかというと、"queer (奇妙な)" という単語には「ゲイの」という意味もあるのです。
ですから、「あいつらが恋人同士だったとは意外な・・・」という驚きのセリフの中に、"queer" という「ゲイの」という単語が思わず含まれたことで、笑ってしまうという流れです。


件名: Always Look on the Bright Side of Life
日時: 2014/01/28-17:34

とにかくコメディが好きな私ですが、どうしても理解できない「笑い」があって、それはイギリスのコメディ集団モンティ・パイソンの笑いです。
とにかく笑いのツボが全く自分にはヒットしない。
いくつか彼らのTV番組をDVDで見たりしたこともありますが、まぁ、はっきり言って笑えない。というかどこで笑っていいのかが分からない。
でも、世界的評価は高いので、自分も面白く笑えるようになりたいと当時の自分は思い、いくつか彼らの映画にもトライしましたが、不運にも選んだ映画が悪かった。
見た映画が「未来世紀ブラジル」。
これ、最悪ですよ〜。特にラスト。
この映画を見た当時の自分の日記を読むと、
「見るんじゃなかった。テリー・ギリアム(←「未来世紀〜」の監督で、モンティ・パイソンのメンバー)最悪」と書いてました。

でも、最近モンティ・パイソンいいな、と思ったのです。
というか私の好きな曲を作ったのが、モンティ・パイソンのメンバー、エリック・アイドルだということを遅まきながら知ったのです。
曲はご存じの方も多いかもしれませんが、"Always Look on the Bright Side of Life" です。
意味は「いつも人生の明るい部分に目を向けて行こう」みたいな感じかな。
私がこの曲を知ったのは、ナイキのCMで、野茂とかがこの曲を口笛で吹いてたのを見てからですね。
でも歌詞をよく読むと、明るいのはタイトルだけで、中味は皮肉に満ちてます。その皮肉の内容もリアルで良い。


件名: Magnolia Bakery
日時: 2014/01/25-15:41

アメリカの大人気TVドラマ "Sex and the City" を時々DVDで見るんですが、このドラマはタイトルとは違い、話の大半は女同士の友情話が主になっています。
たとえば、仕事や恋愛、家族関係などで悩みを抱えたりした場合、このドラマの主人公キャリーは気の置けない3人の女友達に話をして発散させます。

このドラマのシーズン3エピソード5 "No Ifs, Ands, or Butts" では、長年のボーイフレンドと別れた主人公キャリーに、新しい恋の予感が訪れます。
その喜びを友達に聞いてもらおうと、彼女は親友のミランダをお茶に誘います。
出向いた場所は、なんとNYのカップケーキ屋さんで、ケーキ屋さんの前においてあるベンチに座ってカップケーキをほおばります。
そのカップケーキがなんとも美味しそう。
前も書いたけど、アメリカのカップケーキは焼きぱなっしのものではなく、ケーキの上に、ピンクや水色、ミント色といった極彩色のクリームをべったりと乗っけるのです。
キャリーのカップケーキには、ピンクのクリームがたっぷり。

実は、ドラマに出てきたこのカップケーキ屋は実在するお店で、店の名前は「マグノリアベーカリー」と言うのですが、とうとう日本上陸することが決まったらしいです。
場所は表参道のGYRE(ジャイル)ビル。4月にオープンだそうで。
あー、今年も痩せられそうにないな・・・


件名: アンソニーのハッピー・モーテル。
日時: 2014/01/19-09:07

今日の表題は1996年の映画のタイトルです。
監督はウェス・アンダーソンで、彼の監督した「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」がずっと好きだったので、彼のデビュー作の「アンソニーのハッピー・モーテル」もすごく楽しめました。

どういう話かというと、主人公のアンソニーは心を病んで病院に入院しましたが、退院することになりました。でも、退院しても仕事が見つからず無職のまま。
昔からの友人ディグナンはアンソニーを誘い、金を手に入れるため強盗を計画するというトンデモなストーリー。

最終的には二度目の強盗は失敗して、すべてをかぶってディグナンが一人刑務所に入るという終わりなんですが、最後にアンソニーは刑務所を訪れ、鉄条網越しにディグナンと話します。

ラストのディグナンの台詞の字幕は「今度は俺が療養する番だ」と短く訳されて終わっています。
ぱっと読んだだけでは、意味がつかみきれないので、英語の台詞もおこしてみると、

"Isn't it funny how you used to be in a nuthouse and now I'm in jail."

「皮肉だな。昔はお前が病院にいたのに、今じゃ俺の方が刑務所暮らしだ」
という訳になります。
やっぱり字幕は短すぎて、意味がとりにくいです。
映画によっては、字幕よりも吹き替えの方が良いのかも、と最近思うようになりました。


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