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ミチルのブログ

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件名: SMAPはお好き?
日時: 2012/07/17-12:09

みなさんは、SMAPに意味があるってご存知でしたか。

S・・・・・・・・Sports
M・・・・・・・・Music
A・・・・・・・・Assemble(つどう、集まるという意味)
P・・・・・・・・People

それぞれの頭文字の意味を寄せ集めると、「スポーツや音楽を一緒にやるために集まった仲間」みたいな意味なんでしょうか。

その昔、テレ朝で「桜っ子クラブ」という番組があって、正式デビューする前のSMAPがレギュラーで出てました。
司会者が、会場の女の子に「SMAPの一人と付き合えるとすれば、誰と付き合いたい?」と聞くと、女の子たちは異口同音に「タクヤくん(←キムタクという呼び名が出てくるずっと前です)」と答えていました。
私は「へーっ、このたくやって人が一番人気なんだぁ」とその時初めてキムタクを認識しました。

それからウン十年。SMAPがこんなに大物になるとは、思いもしなかったなー。
別にSMAPが大好きとかそういう訳ではないけれど、嵐とSMAPどっちが好きかと聞かれたら、私は世代的に断然SMAPですね。


件名: ジャングルの遊園地。
日時: 2012/07/15-09:40

以前大学の卒業旅行でブルネイ王国というところに行きました。
ブルネイ王国は油田が豊富にあるので、国全体がとても裕福ということでした。

ブルネイには国営の遊園地があり、そこは24時間営業でしかも、入場料は無料というのです。
私たちは夜も更けてからその遊園地にいくことになりました。
遊園地までは、高速道路で一気に車で行くことになったのですが、高速道路の周辺は建物が一切無く、四方が真っ暗なジャングルなのでした。
40分ほど高速道路を走ったところ、前方のジャングルに囲まれた暗闇の中に、きらめく光の大きなかたまりが見えてきました。例の遊園地です。
遊園地はジャングルの中に突如現れた巨大な空間で、行ってみると本当にタダでした。
ジェットコースターなんかも、線路が恐ろしく長く、迫力があったなぁ〜。

夏になり、むっとした空気にふれるようになると、ふと熱帯特有のムシムシした気候のブルネイを思い出す事があります。


件名: 太陽の指輪。
日時: 2012/07/14-14:40

ちょっと前の話になりますが、皆さんは金環日食をご覧になりましたか。
私は寝過ごしてしまったので見られなかったんですが、その日は日本中、いや、世界中が熱狂してましたよね。

その時ふと、「金環日食」って英語でなんていうのかな、と思いネットで調べてみました。
すると "annular solar eclipse" と言うのだそうです。なるほど、なるほど・・・で話は終わりではないのです。

「金環日食」を報じるアメリカの映像を見た際に、彼らは前述のような "annular solar eclipse" とは言っていませんでした。
その代わり、彼らが使っていた言葉は "sun ring" でした。
私は英語というのは、とことん大衆のものなのだなぁと、しみじみ思いました。
"annular solar eclipse" なんて、言い方も、意味も難しい正式な言葉の代わりに、どんな人でも一発で理解できる "sun ring" という言葉に変換するセンス。そしてその平易な言葉を公の場で使うダイナミズム。

英語は、人種や性別、年齢と言ったあらゆる障壁を乗り越えて、誰にとっても使いやすい言語であること、そのことを使う人々自らが常に意識し、ちょっとでも難しい言葉は、即座に平易な言葉に言い換えるシステムが、無意識の内に人々の間で働いているように思います。


件名: 「笑い」の国境。
日時: 2012/07/08-14:19

時に「笑い」は、その文化的背景が分からないと全然面白いと感じないことがあります。
その国特有の「笑い」の文化が自国以外には通用しなくて、意外と輸出されないのはそのせいかもしれません。

私の好きな "Frasier" というドラマのあるエピソードの中で、どうしても面白さが分からず、頭の中が???になったことがあります。

フレイジャーはラジオのパーソナリティをやっているのですが、番組の初日に、プロデューサーのロズという女性が、フレイジャーを嫌って、他の番組に異動したいという電話をかけているところを、偶然フレイジャーは見てしまいます。

絶望しきったフレイジャーは、怒りにまかせ、ロズに以下の台詞を言います。
"Abe Lincoln had a brighter future when he picked up his tickets at the box office! "
「切符売り場でチケットを受け取っていた時のエイブラハム・リンカーンでさえ、今の僕ほど絶望的な気分ではなかったはずだ」

ここで、ドッと観客の笑い声が入ります。
しかし、英語の台詞が聞き取れ、その日本語訳が分かっても、どうしても私には面白さが分かりませんでした。

そして、う〜むと考えた後、ようやく思い出しました。
「そ〜だ、リンカーンは最後劇場で演劇鑑賞していた時に、拳銃で暗殺されたんだっけ」と。
ここでようやく、観客がドッと笑った理由が分かり、話に追いつけましたが、これはやっぱり即時に分からないと、ゲラゲラ笑えるものではないです。
タイムラグがあってから話を理解したところで、到底笑いにはつながりませんね。


件名: 一秒四文字のカベ。
日時: 2012/07/07-14:58

私は以前、映像翻訳学校に通っていたことがあります。
映像翻訳のルールは、「一秒分の音声は4文字以内におさめる」というものです。
例をとると、"I haven't noticed that it had happened." という台詞があったとします。この台詞にかかった時間は2秒だとします。
この台詞を字句通りに訳すと、「そんな事が起きたなんて自分は気づかなかった」となりますが、これだと21文字ですね。
しかし、この台詞にかかった時間はたった2秒なので、文字にすると8文字以内に収めなくてはなりません。すると色んな要素をはぶいてどうにか訳すと、「本当にそんな事が?(一応8文字)」という翻訳になるわけです。

それにしても、最近しみじみ感じるのは、字幕には情報を伝える上で、大きな制限がかかっているということです。
上の例一つとっても、ある意味伝えきれていない情報がこぼれおちていると感じるのです。
だからもし本当の意味で、映画やドラマを味わい尽くしたいと思うのであれば、字幕に頼らないで自力で英語を理解できるようになるしかないのではないでしょうか。

とはいえ、映画やドラマの英語は本当に難しい。
最近見た映画の中で、ほぼ字幕を見ずとも理解できたのは「ポーリー "Paulie" 」という映画ぐらいかなぁ〜

ハッハッ。なんて、偉そうなことを言いましたが、実はこの映画は子供向けの映画で、ヒトの言葉を話せるオウムが旅をするというロードムービーです。
簡単な英語なんで、興味のある方はご覧になってみてください。


件名: あるアフィリエイトをのぞいたら、特定のアプリをレコメンするイントロダクトリーだった。
日時: 2012/07/02-17:03

まだ教員だった頃、隣の席の社会の先生に聞かれたことがあります。
「小林先生、アフィリエイトって英語でどういう意味ですか」
その頃私はあまりコンピューターをいじったりしていなかったので、その「アフィリうんぬん」がコンピューター用語であることも知りませんでした。
また、"affiliate" という英単語も聞き覚えのない単語だったため、わざわざ英和辞書で調べたところ、「提携する、加入する」という意味であることを知りました。
そして、その "affiliate" が、サイトやブログなどに載せられている広告などを意味していることを知るまでには、まだ数年かかったというわけで・・・

意味も知らないまま、使い続けているカタカナ語は世の中にたくさんあります。
コンピューター用語にはそういうカタカナ語だらけですが、それ以外にも日常に入り込んでいるものは多いです。

例えば、トラック用語。
『ダンプカー』とは何かと言えば、ゴミや土などを "dump(捨てる、放り投げる)" する車のことです。
よく、鋭角状態になった荷台からゴミや土などが地面に滑り落ちていく様子を見ることがありますよね。
『ブルドーザー』の本来の意味は?
"bull(牛)" を "dozer(眠らせる)" ものという意味です。
つまりブルドーザーの出現により、今まで牛が行ってきた重労働はブルドーザーが全部やることになり、牛は眠っていてよくなったという意味なんですね。

それにしても、昔 "OBITUARY" というバンドがあったんですが、あらためてバンドの名前の意味を辞書で調べたら、ゾッとしたっけ。


件名: あの〜、え〜と、その〜、つまり〜。
日時: 2012/07/01-20:06

日本語であれ、英語であれ、話していると言葉につまることってありますよね。そういう時使う英語は、
"Well......." とか、
"It's just a ......" とか、
"You know......" などがあります。
逆に言えば、こういう英語が言葉につまった時にすっと出る人というのは、かなり英語を喋るのに慣れている人とも言えます。

私が英語の教諭をしていた学校では、アメリカ出身のALTが常駐していました。
ある時ふと気づいたのは、彼は口癖のように "Just because." という言葉を使っていることでした。
私は特段この言葉に注意も向けず、かと言って、どういう意味かもはっきり分かりませんでしたが、多分「ただ、そういう理由だから」みたいな意味かな〜とぼんやり思ってました。

それから1年ぐらい経った頃でしょうか、ある日ただいきなり "Just because." の意味が頭の中ではじけたのです。
それは、日本語にすると「なんとなく」という意味でした。
意味が分かってとても嬉しかった。「なんとなく」がどういう英語になるかなんて、考えたこともなかったから。

その日以来、私は英語を話すとき、"Just because." という言葉を好んで使うようになりました。なんでかって?
それは......Well......It's just a ......You know......Just because!


件名: ユアラッキー、ラッキー、ソーラッキー!
日時: 2012/06/29-21:18

ここ数年イギリスの "Franz Ferdinand(フランツ・フェルディナンド)" というバンドが好きで、良く聴いています。

彼らは、さすがイギリス出身!というカンジで、とてもバンドの構成がしっかりしています。
よってどの曲もブレがなく、「これこそバンドの出す音」とも言える音楽を堪能できます。

一番好きなのは "Do you want to" という曲です。
歌詞の内容を要約すると、「あの娘に僕のことを好きにさせてやる。僕に選ばれたきみはとってもラッキー、ほんとにラッキーなんだってば」とまぁこんな内容です。はっきり言って、大した意味はないです。軽いです。

歌詞の中で、似たようなフレーズが続くところがあります。

"do you want to go where I'd never let you before"
(今まできみを行かせてあげなかった場所に行ってみたいかい?)

"do you want to go of what I'd never let you before"
(今まできみにやらせてあげなかったことをやってみたいかい?)

このフレーズの違いは、go の後に of があるか無いかだけで、ホントに前置詞ほど便利なものはなくて、go に of をつけるだけで、do つまり「する」の意味に変化するんですよね。

この歌はPVを見ても十分楽しめます。
PVの中で、バンドの4人はお揃いのスカジャンを着ているんですが、そのスカジャンは、来日した時に買ったものらしいです。その様子がなんとも可愛いのです。


件名: 大して仕事のできない医者。
日時: 2012/06/25-16:28

子供のとき好きだった本は、「ドリトル先生」シリーズでした。
ドリトル先生は始めは人間相手の医者でしたが、大してうまくいかず、その後自分が飼っているオウムから動物の言葉を学び、どんな動物とも会話ができるようになりました。
動物語ができるようになっても、そんなに裕福にはなりませんでしたが、それから色んな冒険をするようになり世界中を駆け回る、そんな話しです。
私はドリトル先生のオリジナルソングを自分で作るぐらい、ドリトル先生が好きでしたが、最近になって初めて分かったことがあります。

まず、ドリトル先生の名前は「ドリトル」ではなかったこと。
「ドリトル」はもともとつづりが "Dolittle" で、つまり 「ドゥーリトル」という読みが正しいが、子供が発音しづらいので、訳者の井伏鱒二が「ドリトル」にしたということ。
また "Dr.Dolittle" は "Dr.Do-little" という意味で、「大してなにもできない医者」という意味があったということ。
名前にまで意味があったとは、今更ながらなるほどなぁと思わせられました。

名前が日本人に都合よく翻訳されているのは良くあることで、例えば最近映画化もされた、ベルギー作家の漫画「タンタンの冒険」の主人公の名前も本来は「タンタン」という発音ではありません。つづりにすると、"Tintin" つまり「ティンティン」であって、「タンタン」であるはずがないんです。
でも、「ティンティン」ではちょっとだめなんでしょうねぇ・・・やっぱり。。。


件名: 彼女は僕のチェリーパイ。
日時: 2012/06/24-15:37

「汚い」という意味の単語一つとっても、色んな言い方があります。

"WARRANT(保証、保証人の意味)" は、90年代から2000年代にかけて人気のあったアメリカのバンドです。
彼らのデビューアルバムのタイトルは "Dirty rotten filthy stinking rich" というものです。
これは、どの単語も「汚い」という意味ですが、厳密に言うと細かい違いがあります。
"dirty (汚い)"
"rotten (腐りきった)"
"filthy (不潔な)"
"stinking (臭いにおいがする)"
こんな感じです。ですからアルバムタイトルの意味は、「汚くて、腐りきって、不潔で、嫌なにおいがする金持ち」という意味なんですね。なんとも揶揄的な感じですが。

このバンドは、2ndアルバムの「チェリーパイ」が全米で200万枚も売れて、一気にスターダムにのぼったんですが、その後失速。
実はこの記事を書くのに、私もしばらくぶりにWARRANTの近況をネットで調べたんですが、ボーカルでもあったフロントマンが、昨年の8月アルコールとドラッグによる急性中毒により、滞在先のホテルで死亡してました・・・
47歳、まだ若かったのに。合掌。


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